ついでにもう一つアップ。
前に手を付けていたものの、
そのままになっていた
紫陽花麻帯。
これが三年も前。
帯芯を入れ替えたりしていたのですね。
二部式にしようと思っていたけど、
そのままに。
紐をつけてこのたびようやく二部式に。
これだけでも達成感ある!
紫陽花の季節です。
あちこちで紫陽花祭りが行われています。
わが家の近くの公園でも紫陽花が咲いて。
綺麗に咲いた紫陽花を横目に
せっかくお直ししても着る時間がない~~。
せめて置きコーディを。
単衣の絞り入り紬。
もう暑くて袖を通せない~~。
薄いグリーンの帯揚げ。
ポイントはカタツムリの帯留です。
この二つの写真は前に着用した時のもの。
どちらも逆さまだあ。
この帯、いろいろいじってはいますが、
一度も締めて外に出たことがない。
紫陽花が赤すぎて抵抗があるんですね。
そこでかなり前ではありますが
赤を消そうと、その上に刺繍をしたり~~、
赤消しの効果あまりなかった。
垂れの部分の紫陽花を消したり~~、
それでも、まだ赤すぎる~~。
今年も使うことなく
過ぎていくのかなあ。
娘、着てくれないかな~~。
紫陽花で思い出したのは、
三好達治の詩「乳母車」
母よ――
淡くかなしきもののふるなり
紫陽花いろのもののふるなり
はてしなき並樹のかげを
そうそうと風のふくなり
~~
母よ 私は知っている
この道は遠く遠くはてしない道
&正岡子規の俳句。
紫陽花やきのふの誠けふの嘘
人の心は紫陽花のように
移ろいやすい~?
移ろうからこそ救われることも。
というわけで、
今年も紫陽花の季節は過ぎていく。
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