とても素敵なお庭を作っている方が、
「お庭作りと茶道は無心になれるところが好きです」と仰っていました。
「無心」っていいですよね。自分が透明になったような気が、確かにします。
と書きながら、「無心」ってどんな意味だろうと気になりました。
「無心」とは「無邪気なこと」「いっさいの妄念を離れた心」とあります。
私の場合「親に無心する」の「無心」かもしれません
「無心したいときに親はなし」
初釜でした。
この着物、漢方染めといいます。
初おろしです。きものだけ見ると、とても地味に思えたので、なかなか着る気になれなかったのです。
最初考えていたのはこちら。
しっくりこないので「少し地味そうだけど、まあお茶だし」と思って着用すると、天気のせいか明るい鴇色という、いい感じです。
光によっていろんな色に変わります。
オレンジの混ざった茶、にも
帯・名物裂間道袋帯
帯揚げ・オレンジと緑
帯締め・山吹とベージュの竹編み(っていうんだって)
やはりきものは実際に着てみないと、色も似合うかどうかもわかりません。生きているんですね
禅にも通じる「無心」ということば~~。
先に挙げた「利休の風景」(山本兼一著・淡交社)のなかに、無心に通じる素敵なことばを見つけました。
利休が禅に取り組んで学んだことは、
「常になにごとも本気であること、ではなかろうか」
うーん、いいですよね。
「無心」って、自分の心を目の前のことに移して」、夢中で取り組むことかもしれません。
なにごとも本気、着物にも本気
ポチすると
本気のブログがたくさん
実際に拝見してみたい!
自然から生み出された色は奥行きがあって美しく味わい深いですね。
無心は私が欲するところでもあります。
そこには邪念が入り込まず、ただただ眼前の事象に集中して
そのものだけが存在するという時間を過ごしたいものだと思っています。
忘我の境地の時空が積み重ねられて死ねたら最高!!
そんな時間が共有できるよう、また遊んでくださいね。
素敵なコメントありがとうございます。
目の前の事実だけに集中して過ごす=すごくいいですよね。「無心」とは心を目の前のことに預けることなのですね。