ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

29歳なのに、シニアって~恐れは一番の敵

2020-01-27 20:26:10 | シニア

 

ときどき覗いている英語関係のブログは

面白そうな本を紹介してくれます。

原書ではなかなか読めませんが、

翻訳での一冊。

モンゴメリの「青い城」(角川書店)。

 

モンゴメリといえば「赤毛のアン」」ですね。

この本は

アン・シリーズより面白いという方も多い。

というのは、物語の主人公は

「寂しい日々を送っている内気な独身女性」

こういう女性に惹かれて読む人は多い。

かく言うワタクシもそうです(笑)

自信がなくてひがんでいて、

将来は真っ暗と思っている女性~~。

 

家族も近所の人たちも

「(彼女を)もう希望の持てない可哀そうな

オールドミスとしか見ていなかった」

前半、こういう文章が至るところに出てくる。

まさに「セクハラ」だらけ。

おおよそ百年前は、

世の中こんなにひどかったのね。

その上病気で余命一年!

独身で寂しい暮らし、残る命はあと一年~~。

で、この主人公、

一体何歳なんだろうと読み進むと

なんと29歳! 

余命一年のナントカ、というお涙頂戴モノ

ではないよ。

 

わが国でも30年くらい前までは

25歳はお肌の曲がり角、

「クリスマスの余ったケーキ」などと

言われていた。

現在でも一人暮らしで、30歳前後は

キツイ時期かも。

ワタシ自身~~。

いやこれはまた、

少女の頃夢中で読みふけったアン・シリーズ。

 

こんな風にひがんでいる女性が

自分の命があと一年しかないと知り、

もう自棄になって、

周りの目や言葉を気にしないで

やりたいことやってやろうと

決心するわけです。

その決心のきっかけになったのは、

「世の中のすべての悪には、その根源に

恐れがある。恐れはぬるぬるした蛇のように

あなたにまつわりついてくる。

恐れを抱いて生きるほど恐ろしいことはない」 

という愛読書のなかの一節。

 

それを読んで、

「もうやりたくないことはしないわ」と

町の人に避けられている女性の看護をしたり、

無頼漢、でもなぜか惹かれる男性と仲良く、

挙句は結婚!したりする~~。

ワタクシ自身の短い?生涯を振り返っても
「恐れと不安」は心を蝕む蛇だと確信するわ。
人と仲良くなれないのも、

ウツなどの心の病に罹るのも、

人や未来や環境などなど、に
恐れや不安を抱くから。

 

本の主人公は、これまで恐れていた人々を、

その時以来、冷静に観察するの。

すると、まあ、

ほとんどの人は恐れるに足りないと気づく。

いや、これって本当です。

自分が勝手に、この人は怖いと、

抱いていた幻想こそを勝手に

怖がっているわけですね。

 

あなたが恐れている人は、

あなたと同じように何かを恐れ、

その恐れで人を脅かしている~。

 

で、主人公は、どうなるかといえば、

まあ物語ですから、ハッピイエンド。

この辺りはハーレークインロマン

みたいだけど、それはそれ、

そこに行くまでに山あり谷あり。

大切なのは

彼女がだんだん自尊心を育てていくこと。

その結果のハッピイエンドだからね。

まさに、こちら~~。

「人間関係、お金などすべての悩みを解決する鍵は」

 

本は読みやすく、

本当のシニア(わたしのことです)にも

元気を与えてくれる。

それにしても「愛だよ愛」

好きな人ができて楽しく、シアワセに

感じるのは、

その人のことが頭の大半を占めて

自分のことを考えなくなる、

からなのかもしれません。

自分、自分って思っているときが

人って一番つらいのよ。

私だけが不幸とか、損している、とかね。

心に「青い城」を持っている人は

シアワセです。

というわけで、

今回は久しぶりの「引き寄せ」でした。

もう望み叶えちゃったから、

これ以上引き寄せてもね、と感じる

この頃の紫苑でした(笑)


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