毎年この頃になると、「ああ、もう11月なのね」
「一年って早い」
との声をよく聞くようになりますね。
これが師走となると、もうあちこちから~~。
時間って「年を取るに従い早く感じる」
ようになるんですって。
で、ワタクシ先日、「肺に影ができたかも」と、
再検査待ちの一週間はとても長かった~~。
いつもは、早く過ぎる時間を嘆いているのに、
時間の不思議を実感して、こんな本を読んでみました。
「なぜ年をとると時間の進み方は速くなるのか」(講談社)
本によると、子どものときには、
もう毎日が新しい経験ばかり。
脳のなかは新鮮な驚きでいっぱい。
一日、24時間は、そんな経験で溢れていて、
一日はとても長いというわけ。
一方、年を重ねると、毎日はきのうと同じことの繰り返し、
目新しい経験はほとんどないから、
一年は平らというか、のっぺらぼうというか、
あっと言う間と感じる、んだとか。
で、長い一週間を経験したあと「新しいことを初めて」、
これがもうこれまでのようにサクサクできなくて四苦八苦、
ようやく少しは流れるようになったかな、と思ったときには、
なんとまだ10日しか経っていなかった。
とても長い10日。
これまでの実感だと一、二か月はかかると予想していたことが、
一段落したら10日しか経っていなかった。
これって、早く進んだというより、得したって感じ。
長い一週間プラス10日。
人間、辛い目やら慣れないことすると、
時間ってスムースに進まないんですね。
人生、あっと言う間に終わるのは幸せなことなのね。
と思うけど、一方では、
「あっという間に」終わりたくないという気持ちも。
ときどきは立ち止まって、時の流れを止めてみたい~~。
この年になると、どんなに「感動しても」、
子どものようにはいかないもの。
そこで、「新しいこと」「少しキツイ」ことしてみるのはいいかも。
心理学者の河合隼雄さん(故)は、
58歳のときにフルート演奏を始めて、
「下手だから苦しいけど楽しい」なんて話を聞いたことあります。
「少し苦しい」ことをやるのは時間の流れを
少し「せき止める」ことかな、なんて思っています。
「サクサク、どんどん」「ほら、早く」「急いで」
なんてやってきたけど、この年齢になって、
本当は「もっとゆっくり、ゆっくり」やったほうが、
いろんなこと味わいながらできたかな。
まだまだ新しいことに挑戦、少し苦しい思いも
億劫がらずにやろうかなと思うように。
なぜって、ゆっくり年を重ねたいから。
婚約中に子宮頸がんだなんて、さぞつらかったこととお察しします。でも手術してお子さんを産んで、お子さんは奇跡のような子どもですね。そんな話、してあげられたらいいですね。いいことだけではなく、辛いこともありますが、授けられた命ですから~~。
機会があったら、また覗いてやってくださいませ。ありがとうございます。
子供の頃は早く大人になって自由になりたかったし、教師たちがうざくてしょうがなかったです。でも、当時の教師たちの年齢を超えてみると、よくも面倒な子供に諦めずに接してくれたものだな、とありがたいです。
私は子宮頸ガンを20代で手術しましたが、結果を待つ間が1番辛いですね。手術が決まった時の方が腹が決まって落ち着いていました。
当時は婚約中でしたが、別に死んでもいいか、ぐらいの感覚で。乳幼児の母となった今の方が死ぬのが怖いです。
でも、そういった機会に色々と考えたり、決断するのも悪い事だけではなかったな、と思っています。
巣鴨では、皆さんPPKをお祈りしています。最初はて?と思いますが、ピンピンコロリ、だそうです( ^ω^ )