ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

手持ちの帯の裏生地でパンツ&やりくりの意味とは

2019-09-12 12:19:24 | 手仕事 和裁

 

ブルーの木綿格子の帯、大好きなんだけど

帯の裏のオレンジがどうにも邪魔で

あまり着用していない。


このほうがすっきりしている。

きもの関係の裏というのは大事で

ここの色によって身に付ける色が制限

されたりするのよね。

この帯は昼夜帯なので、裏を外して

名古屋帯にすることにした。

まずは裏を外す。


外したこのオレンジ、破棄しようとしたけど、

とてもいい木綿なので、何かに

使えないかなとしばらく置いておいた。

そうだ、

前に浴衣生地で作ったスカートが

ホームウエアとしてとても重宝しているので、

もう一枚試しに作ってみようと。

「浴衣地でワイドパンツ・おおなんという」

 

ものすごく簡単にできるのよね。

型紙いらずで切って縫うだけ。

あまりに簡単なbので、始めてうちポケットを

付けてみた。

出来上がり!!


帯の裏まで使えるとは

思いもよらなんだ。

嬉しい!


私はこんな派手というか明るい色は

あまり身に付けないのですが、

たまにはいいよね。


手持ちのブラウスと合わせる。

秋に向けて重宝しそう。


オレンジが多すぎると感じたらロングカーディガンで

調節する。


オレンジ、苦手な色だと思っていたけど、

周りを見渡してみると結構使っている。


ポシェットやらブックカバーやら。


この色の身近な存在に気が付いたのは、

「平成最後の日は銀座!」

 

このブログでコメントいただいて、そうか

私って結構オレンジ、差し色として好きかも、

と気づかされたのです。

自分では気づかないことがいっぱいある。

コメントをくださった方、ありがとうございます。

 

手元にあるものを別の用途に使うことを

日本語では「やりくり」

フランス語では「プリコルール」と言います。

日曜大工とか便利屋という意味。

この言葉はかのフランスの哲学者

レヴィ・ストロースが使った用語で、

資源の少ない環境を生き延びるために非常に

合理的な方法」だそうです。

これからのニッポンは

大切なサバイバルテクになってくると思うよ。


すでにお手本はあった。

私たちの母親世代は普通にやっていたよね

「やりくり」。

「やりくり」、いい言葉です。

今あるモノを別のモノに転用する、

何に使えるかなと考えるのはとても楽しい~

 

この言葉には

「遊女が間夫に密会する」という意味も

あるそうで、なるほど、やりくりねえ。

「やりくり」はモノだけではなく

身体的にも使えるのね。


というわけで、

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