ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

シニア・少しは現実を直視しようか。「おひとりさまの老後」&「の最期」を読む

2017-10-15 19:17:49 | 死について

 

ワタクシの最も苦手なことは、

お金に関すること。

それにこの頃では「老後」に関することが

加わりました

ところがですね、

「ちゃんとしないとロクなことに

ならないぞ」と、

いろんなところから警鐘が鳴ってきて、

とりあえず、社会学者上野千鶴子氏の

「おひとりさまの老後」(文春文庫)と

「おひとりさまの最期」(朝日新聞社)を

読みました。

 

 

老後に関しては、何千万貯金がなきゃダメだとか

いろいろ言われておりますが、

これまで子供を育てるときも、教育資金全部で

0千万とかいわれて、まあ、子供たちががんばって

くれたせいもあって、そんなにかからなかった。

 

そんなこんなで、お金と老後に関することには

耳を塞いでいたわけですが、

この本は女性学の上野さんだしと、

ベストセラーになったときに、一読。

しかし、何年前だ? 

あのときはやはり他人事だった。

再読したものの、ほとんど覚えていない(汗)。

で、今回もどこかで避けているせいか

あまり頭には入らなかったのですが、

おぼろげに覚えているところは、

「誰でも結局最後はひとり」

まあ、そうだよね。

 

気分をアップするためおうちきもの。

 

上野さんは、どちらの本でも

「最期まで自宅で過ごす」こと、

つまり「自宅で死ぬのが一番」を提唱していて、

最期まで勝手知ったる自分で家で死ぬには

どうすればいいか、いろんな方法を提案している。

そのための費用も、3百万から4百万と

見積もる。

 

もうすぐ年金をもらえる年になりますが、

フリーの仕事なので、月々もらえる金額は

非常に少ない。

しかし、上野さんは、

「~~月5万で暮らしている人を知っている」

まあ、そうではあるけれど。

ではどうするかを考えねば。

 

 

本では「孤独死でなにが悪い」とか、

「一人で死ぬのはぜんぜんオーライ」とか

力強いお言葉の数々。

ベストセラーになるはずだわ。

「団塊の世代には、

地方から大都市に移住してきた人が多い」

彼らは住居など、自分で築きあげてきた世代。

親から何も受け継がなかった代わりに、

自分のことだけ考えていればよかったある意味

ラッキーな世代だという。

私は団塊より下だけど、この条件は同じ。

そうか、私はラッキーだったのか。

家賃払うために働いてきたような気がするけど。

 

「おひとりさまの最期」でも上野さんは言う。

「子供に迷惑をかけたくないは、

子供だから迷惑をかけてもよいという態度と

両極端にあって、

子供を尊重しているように見えながら、

実は親子の分離ができていない、ように思える」

 

しかしねえ、潔く、きっぱりいけばいいけど、

子供問題、結構あるような。

 

あとがきでは、作家の角田光代さんが

「老後はお金でも家族でもなく、友達」と言い、

「この本に救われた女性たちは多い」と、

これも力強い言葉、ではあるけれど、

ことは、そう単純ではないでしょう。

いや、

単純な問題を、複雑に考えすぎているのか

とあれこれ、考える。

 

 

結局、どんな境遇でも不安はある、

ということがわかった!

それを解消するのは、

お金や家族のあるなしにかかわらず、

こんな風に楽しく生きているというサンプル

できるだけ多く知ること、かな?

 

それを知ることが今の私には一番の安心、

かな。


まっ、着物でも着て~~、冷静に

冷静に~~。

その人の考え方が生き方、老後を変える、

まあ、当然ではありますが、この考え方、

もう少しお勉強してみよう~~。

 独学カリキュラムでも組むか。

古書店で取り寄せた。

 

心が変われば行動が変わる~~、んだもんね。

というわけで、

それでなくても雨でうっとうしいのに。

こんな話題でごめんなさい。

 

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4 コメント

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遙さん (紫苑)
2017-10-16 18:36:03
あるばとろすさま
いや、あの本は本当に面白かった。あるばとろすさんもお読みになったのですね。うれしいです。ああいう本を共有できるなんて。このたび、また再読しました。これからの年月、一緒に年を重ねてくれる着物友達ができてほんと、嬉しいです。
返信する
Unknown (あるばとろす)
2017-10-16 18:33:37
遥洋子さんの「 東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ」面白くて夢中で読みました。上野さんにズバッと言ってもらうとすかっとしますね。祖母や親を看取って、私にとっての老後は今、始まった感じです。いろいろ考えていこうと思います。

返信する
力強いお言葉! (紫苑)
2017-10-16 09:27:13
たんぽぽさん
力強いコメントありがとございます。力出ます。そうですね。今までできなかったことにチャレンジして、悔いなく楽しく、ですね。そして少し貯金(笑)、正解は、たぶんない、それぞれに違うとは思いますが、同じように考えてくださっている方がいると思うと、とても力強いです。ともに元気に年を重ねていきましょう!!ありがとうございます。
また様子を知らせてくださいね。元気出ます
返信する
同感です (たんぽぽ)
2017-10-16 00:07:46
こんばんは
初めまして初コメントです
いつも楽しみに伺っております
着物姿にうっとりしながら
参考にさせて頂いております。
和裁を少しかじって着付けを習いだし
(基礎を知るために)たどり着きました
年代も同じですが共感することが多く
伺うのが楽しみの1つになっております。
着物の着方も大好きです、憧れます
私も早くこんな風に着れますように!
2,3年前から今まで出来なかったことに
チャレンジして毎日悔いなく楽しく
その中の1つが着物です。
色々是非参考にさせて下さい

老いることその先の事なかなか結論は出なく
考えなくってはいけないけどあまり考えたくないことですね。

今言えるのは健康で足腰健全で人に迷惑かけないで貯金を少しずつすること?くらいですね。(笑い)
良き答えがあったら是非また教えてくださいね。
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