閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

独り言

2013-05-15 06:36:01 | 閃き
最近、妻とテレビを観ていて気付いた事がある


それは、テレビを観ながら独り言を話す事だ

特にニュースやバラエティー番組が多いようだ


その独り言は、「えー?」「本当に?」「どうして?」といった感嘆や疑問が多い

口に出して話す、というよりも、口から漏れている


最近、更に妻はテレビを観ていて、よく笑う様になった

それも、ほくそ笑むのではなく、声を出して大きく笑う


箸が転がっても可笑しい幼い乙女と見紛うような笑い方だ

この笑い方は段々と日常的になっている


家に独り残しているからなのか、その上にワンコと会話しているからなのか

おそらく妻には自覚が無いだろう

病の兆候等ではないだろうが、気になっている


喜怒哀楽が段々と生活の中から無くなっていくのを自覚していく

感動が無くなるのではなく、表現しなくなる

社会のたしなみとして、騒ぎ立てるのを善としない事に慣らされているからなのか

かえって、妻のそんな仕草に羨ましさを感じてしまう


心を圧し殺すよりも、心を動かす感動の方が、どう考えても善いに決まっている
コメント
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