閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

いい夫婦

2013-05-24 13:08:45 | 閃き
サラリーマン川柳100選が発表された

特選は
いい夫婦、今じゃどうでも、いい夫婦


寸評には
時が経ち、夫婦が作る絶妙な距離に共感が集中したとある

この「どうでもいい」の意味が深い


どうなってもいい、関心がない、関係無い、という投げ槍な意味もあれば

どっちでもいい=こだわらない、という意味にも取れる


妻に聞いたら後者だという

好きや嫌いを超越して、くっつく訳でも離れる訳でもない距離感という事か


お得意先の経理責任者だった方は、定年後に乞われて病院の経理責任者となった

その勤めの為に単身赴任までした


1年後、何故か病院を退職した

家に返ると思ったが、父方の実家に行くという

何故だか理由は知らないが、夫婦の絆も冷えきったのか

私は深い淋しさに包まれた気がした


夫婦はどうでもいいなんて、言いたくないし、そうなりたくもない

いい夫婦、今でも二人は、いい夫婦


それは、ロマンチックな夫の夢だろうか

そんな川柳に共感が持てる方がおかしいと思えてならない