閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

ベトナム3

2015-04-16 12:00:54 | 閃き
個人的な意見だが、観光地としてベトナムは資源が豊富だとは決して言えないと思っている

ホーチミン市内にはベンダン市場や郵便局、博物館などの施設や有名な名所旧跡はあるが、沢山ある訳では無い

市外では戦争当時の地下トンネルが残るクチやハロン湾のクルーズなどがあるが、半日程度は必要で限られた日程では選択する必要がある

今回は車で2時間ほどにあるメコン川の中州を巡るメコンデルタツアーについて記す


仕事で訪れている私を見かねたベトナム人スタッフは、帰る途中で丁度メコン川近くになった時メコンデルタへ行こうと誘ってくれた

中州に渡る船着き場は平日の昼過ぎという事も有り、人もまばらであった

日本のツアーならば一人4000円のツアーとのこと、それを極端に短縮して行く事になった


貸し切りの船と専属ガイドのおばさんをお願いして中州へ渡った

船を下りると直ぐにお土産物売り場である

見慣れた土産物を尻目に「後で、後で」と言うと、「もう来ない、来ないよ」と土産物店のおばさん達は言った

意味が判らぬまま、ガイドさんに付いて行くとアオザイを来た美女!?達がいる店舗に案内された

フルーツとお茶を供され、所謂ウェルカムドリンクであろうか

アオザイの美女達の歌や踊りを楽しんで、リゾート雰囲気も上がる

花の飾られた籠にチップを入れた時、ベトナム人スタッフは「人気が出るよ」という

聞いてみるとチップの額が大きかったようだ、日本人には難しい


お腹と水分を満たして林の中を歩くと、突然舟が見えてくる

ベトナムの三角帽子をかぶり、舟に乗った
舟の前後にはベトナム人女性の船頭さんが櫂をもって舟を操作した

川幅が3~4メートルほどの小さな川を船頭さんの櫂でゆっくり進んで行く

転覆しないか心配になりながら、水面に座って眺めるような視界に感動した

約20分の舟旅を楽しみ、馬車に乗り換え、再び貸し切り舟で帰って来た

もっとゆっくり楽しめる事ができればと未練が残った


因みに料金は、ベトナム人スタッフに尋ねた所びっくりした

彼が気楽に誘うのも納得した旅行会社って凄いんだね