閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

節操

2016-05-13 09:08:08 | 閃き
東京都知事の愚行が話題に上がっている

政治家の金銭感覚は一体どうなっているのか?こんな話はもう何度繰り返さなければならないのだろうか?


以前、ブログにも書いたが、都知事は自民党を離党し新党を作るといったが上手く行かず干されていた

そこに前都知事の金銭スキャンダルが発覚し、自民党からもオファーがあり都知事選に出馬し都知事になっている

前都知事の悪いイメージを払拭して、東京オリンピック招致の追い風を受けてスタートしたはずだった

それが権力の中心に居ることに慣れて勘違いを起こし公私混同を行う

一連のスクープは一貫して都知事の資質を問うものになっている


都合が悪くなると、秘書や事務方に確認させると答弁しているが、行っているのは都知事本人である

プライベートで食事に行った時の支払も秘書任せで、公費か私費かどちらで支払ったのか知らない筈が無い

もし、支払は全て秘書が行っており、一端支払った費用を処理する時に公費として計上したのは秘書であり、当人は知らないと言い張るのであろうか?

もし、そうであるなら自分の財布を秘書に任せて何に使用したのか確認もしていないという事になるのだが、それも正しい行いなのであろうか


こういった行いは節操が無い

我が身の周りに存在する全ての人間に対して、自らの戒めとして持たねばならないものが節操である

夫婦だから、親子だから、友人だから雇用関係だから、などは全く関係が無い

自分が知らない所で起こった事件についても管理責任を問われる時代であるのに、当人が拘わっている事についても知らないと逃げる行為は節操自体が備わっていない証拠である


ブラジルの大統領も愚行を問われて停職するようだし、権力を持つとこうなってしまうのであろうか

しっかり自分から認めて素直に謝罪して、身を引き締め、大任に任ると言い切れないのだろうか