大火災

昨日発生した糸魚川市の大火災

被災者の方達には言葉も無いが、心よりお見舞い申し上げる


こういった火災は古い昔から人々の脅威として恐れられてきた

一瞬のうちに全てを焼き尽くし全財産が無になる、場合に寄っては人命さえも奪っていく

火の始末には注意が必要なのだ


木造建築は日本だけでは無い

外壁がコンクリートでも内装には木材が使用されているから、コンクリート製の建物でも火災と無関係にはならないのだ

従って、火災は個々が火の始末に十分気を遣い出さないことが全体の安全を守ることに繋がる

当たり前の事であるが、つい忘れがちな事でもある

現在では、天ぷら火災やタバコの不始末だけでは無く、電気系のトラブルが原因だったり、暖房器具周りによるものだったりと原因は様々

無知だと思われるほど信じがたい行為によるものもある

何度も繰り返すが、個々の用心が肝要なのだ


地震が発生した場合、多くの火災が発生した事は過去の事例をみれば判る

今回の様な火災の場合、遠く離れていても飛び火や風向きの変化で思いも寄らないところまで延焼した

住民の方々には避難勧告が出されて人命は無事だったというが、見回っている内に家が燃えていたと言う住民もいた

それだけ、万一の場合の想定が不足していたに違いない


年末が近いこの時期に住居を失う辛さは想像を超える

火災予防の精神は近隣相互の助け合いに通じる

日頃のコミュニケーション不足も懸念するのは少々考えすぎなのであろうか