閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

敵に塩を贈る

2016-12-12 07:27:24 | 閃き
アマチュアスポーツの世界では誰もが目標に或いはお手本にするプロ選手や一流選手がいる

それはスポーツの世界だけでは無くて音楽や芸術などの文化的な分野でも同じ事が言える

あこがれの人に少しでも近づこうとする時に手っ取り早く真似出来るのが道具である

同じ道具を使えば近づいた実感が増すのは確かなことである


雪のために得意先の延期されていた恒例行事が開催されたので再び遠路参加する事になった

今回は無理矢理の開催なので少数の参加で、それでも規模は半分程度である

幹事得意先担当者の思惑で、日頃ライバル視しているものが作為的に組み合わされていた

ガチンコ勝負である


その中の1人である北海道から参加した業者の社長はその得意先担当者にある有名プロが使用しているのと同じ道具を贈っていた

たまたま入手したのだが使わないからという理由である

その得意先担当者は早速、自分に合う様にカスタマイズし、練習を重ねて当日に臨んでいた

しかし、プロの使用する道具が全てよい道具と言えないところが面白さである

得意先の担当者はにわかに使用するようになったその道具に苦戦し自滅していった

結果は北海道の社長の完全勝利に終わった


北海道の社長に予めそんな作為は無かったのだろうけれども、結果的に道具を贈らなければ得意先の担当者は自滅しなかったと思う

得意先の担当者は終了後、敵に塩を贈られて自滅したとしきりに自戒していた

本来の意味とは別なのだろうが、こんな事ってあるんだと珍しく感じたのでブログに書くことにした

ライバルからの塩には注意が必要だ