閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

知らなかったこと

2016-12-27 07:43:22 | 閃き
何処かの市長、副市長が勤務時間中に賭け麻雀をしていたことが発覚し、当初は少額の賭け麻雀は一般の常識と開き直って会見をしていたが、殺到する苦情を受けて一変し、前言の撤回と謝罪をしていたが、全く見苦しい光景である

これは辞職に値する事態で、知らなかったとは言い逃れ出来ないものである

法律の定めるところにおいて是非が別れているが賭博は非である

日常生活において缶ジュース1本程度を賭けて行うものでも厳密に言えば違法であるが、この程度なら多めに観るのが司法や警察の立場であろう

これがエスカレートすれば違法となるが、そうしない自制が人間の領分なのである


東京オリンピックの費用負担について、近隣の知事達から費用負担の約束について当初の取り決めと異なると文句が出た

小池知事も知らなかったのか、事前の協議事項を受け継ぐ立場と、見直す立場に立って苦しそうであった

こういった取り決めは物事を進めて行くには大切な事で、基礎的な事項であるためにこの約束が違えば全てが違ってくるのは当然である

途中で引き継いだ立場だから知らないというのは言ってはならない事、森会長の言葉に知事達も言葉を強めたようだ


最近、どうもこの様な言い訳をする輩が増えてきた気がしている

一昔前なら知らない事が恥と考えられてきたが、知らない事は訊いても恥にならないと気軽に訊くようになって来ている

素人ならば推奨すべき行動であるが、上位に位置する者までこれでは困りものである

上位に立つ者ならば、知らない事は無いという位に勉強して答えられてこその立場である

従って、市長にしても会長にしても知らないでは困るのである


こんな簡単な事さえ知らないのでは本当に困りものである