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閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

逃げ腰

2016-12-29 07:48:37 | 閃き
自治会の役員会が開催された

毎年、この時期に来年度の自治会役員の選出を行うのだが難航している

前回の会議は仕事で欠席していたので当初は理解出来なかったが、どうもある役員に白羽の矢が立ったようだった

しかしその役員は健康を理由に前回も固辞したようで、一度散会して考えて頂く事となったようだった


人事の話は難しい

自治会の役員なんて出来れば避けたいと考えている人が多い中で、自治会長の重責はかなり重いのである

地域によっては大した役柄では無いとも聞くのだが、当地域は大変大きな自治会で神仏関係にも大きな影響力を持っている

歴代の会長は厳選された人物のみが就任できると言われたほどの重席だったが、人口減少と地域自治への無関心から逆に重席を嫌遠して自治会の参加も拒む者さえ出来ている

殆どの役員が実は逃げ腰だったりするのかもしれない


色々な団体に所属しているが、どの団体でもトップ人事には苦労している

責任の軽いトップ以外のポジションにはなり手がいるがトップとなると難しい

団体によっては就任したい人にはさせられない理由が有り、就任して欲しい人に固辞される場合が多いようだ

これは、組織体制が古く、責任や仕事が集中している為なので、出来る限り大勢の者で支え、分担できる判りやすい組織に変更しない限り、この人でなければという狭い選択肢を続ける事になる

出来ない理由を並べても解決には至らない

どうしたら出来るかを考え、それを実現するような組織に変えなければ絵に描いた餅に終わる


ベテランの先輩達は、誰でもいいから決まれば良いとしか考えていない雰囲気が滲みでているので、改革などは興味が無いようだ

その場さえ乗り切れれば調子を合わせる歯の浮いた言葉だって平気で発言する

実態は逃げ腰なのである

改革は今後を支える若い者でなければ出来ないという言葉が身に染みた

コメント
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