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閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

声の届かぬ市政

2018-07-11 08:22:05 | 閃き
市民の要望とは裏腹に、市の抱える財政難は問題が大きい

維持費の捻出負担が大きい為に、管理を民間委託していたが、それでも納まらないので、いよいよ取り壊そうとしている

耐震改造や老朽化による維持費の高騰は確かに大きな問題であるが、今までその場所を利用し、住民サービスに協力してきたのは市民ボランティアによるものが大きい

一方では、市民病院を新築したり、庁舎を増築したりして、大きく立派になった市庁舎には何故こんなに人が必要なのかと思いたくなるほどの職員がいる

市民や地域の実情を知るには現地へ出向いて直接観たり聞いたりしなければ判らない筈なのに、お偉いさんは一日中机に向かってパソコンいじりに熱中している

若い市長は、八方美人で派手な事には手を出すが、山積する問題は後回しの放りっぱなしで、結論や方針すら示さない


将来取り壊しの対象になっている施設を利用している有志ボランティアの皆さんに尋ねてみると、続けたい気持ちはあるが、施設が無くなればわざわざ遠くの施設へ行ってまではできないだろうと寂しい意見

こんな小さな声を拾い上げてこその市政ではないだろうか


少子高齢化で人口減少が加速される中、小さな商店や工場も廃業に追い込まれ、益々税収が苦しくなるのは必死である

地方に幾つもあるよりは、より良い施設を中央に1つ作るという方針は本当に正しいのであろうか?

現在では、福祉や医療、教育といった費用と、定住化と農林商工業の発展推進というどちらを先にという議論より、待ったなしに両輪を回さなければならない状況

言葉は悪いが、市民がどうなろうが、財政がどうなろうが、定年まで勤めて変わらぬ安定した収入が見込める立場を守りたいだけのような気がしてならない

無論、どこの市政もそうだとは言わないが、少なくとも我が街はそう思えてくる



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