至福の時

連日の猛暑は耐え難い

日曜日の早朝、町内会の清掃活動があった

役員である私は早朝から準備を始め、熱中症にならぬように飲み物の手配や作業の進行に気を配りながら、役員受け持ち場所の清掃を行った

帰宅して、土曜日にできなかった庭の手入れを行った

昼食も摂らずにフラフラになりながら一通り終えて、やっと精神的に安堵した


シャワーで汗を洗い流し、庭にタープテントを張り、新調したリクライニングのシートに横たわりながら、好きなジャズの音楽を聴きながら、ブラッドマリーを呑んだ

外気温は暑く蒸し暑さも残っているが、時折吹き抜ける風が心地良い

元々、暑いのは耐えられる体質なので、体中に汗が噴き出しても平気という覚悟でいるためか、心地良さがまさった

例えれば海辺やプールサイトで日よけの下のビーチベッドに横たわって冷たいカクテルでも呑む雰囲気に似ている

周りの景観を見なければ、それほど違いは無いのである


お洒落なバケツに水を張り、その中にビールを放り込んで少しでも冷たい状態にしておく

氷はアイスペールにタップリ用意しておく

庭の片隅で、七輪に炭をおこして簡単なBBQをした

子供たちと家庭用のプールで遊んだ娘たちが、合流してミニキャンプに変化した

作業の疲れと、暑さによる疲労が相まって、少量でも酔ってくる

まさに至福の時と言っても良い時間である