閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

多様性とはいうものの

2018-07-26 18:20:26 | 閃き
自民党参議院議員の杉田水脈氏のLGBTに関する発言が話題になっている

子供がいない事=生産性が無い

というところが問題になっているようだ


二階幹事長は自民党議員は色々いて多様性があるからとしながらも、発言内容について傷つく事が無いように配慮すべきとしている

個人的には、色々な所に鋭くメスを入れるように切り込んで発表して行くという氏の姿勢には共感していたが、今回の表現方法については問題があると思う


元々、国家をなす国民は数が力となる事が基本であるが、国土の少ないシンガポールは小国かと問えば、今では大国の一員であると言わざるを得ない

詰まりは、国民の付加価値の集大成なのだろう

そういった状況においては子供をもうける事=生産性向上=付加価値の増加とは1つの要因ではあるものの全てでは無いようだ

そういった多様性のある国民がどの国にも存在することなのである

おそらく、杉田氏の言いたかったことは単純な事では無いだろうと思う

彼女の言葉が全てならば、人口の多い国=生産性が高い国となるのだが、実際には中国やインドでは食料品や水や電気などのインフラの問題など、多い為に抱えている難問が存在している

広い国土を持つ中国では地方の少数民族のために、水道や電気などのインフラ整備が出来ないという現実がある

ある意味人口の増加は負の要因といっても良いかもしれない


少子高齢化の対策として、ただ子供を増やせば良いというものでは無いだろう

LGBTを選択するのも多様性なら、批判発言をする議員が存在する事も多様性なのである

批判や、非難では無く、政治家ならばもっと国民に理解を得やすい表現で同意を得る事=票を得る事に繋がるのだ

杉田氏は早々に表現の悪さを認めて謝罪と修正を行った上で、本来伝えたかった事を正しく伝え直して頂きたい

そうしなければ、やはり比例選出の議員は無用だという結論になってしまうよ



コメント
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