閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

不正確な秤

2012-01-16 06:04:59 | 閃き
温泉といえば、山奥の温泉宿のイメージがあるが、最近では日帰り温泉などの手頃なものも増えてきた

そういった大衆向けのお風呂に付き物なのが体重計だ


飲み過ぎ、食べ過ぎの後には、乗るのがちょっと怖い


先日、行った日帰り温泉の体重計は思いの他、少ない数字を示した


温泉の効能では無いと思うが、結果は嬉しいものだった


家の体重計は正確でなければいけないが

温泉の体重計はちょっと少ない数字が出ても良い様な気がする


勿論、そんないい加減な体重計などは無いが

もし故障してて、そうなっていても、怒る人など居ないだろう


正確さを求められる事が、当たり前になっているが


世の中には正確でなくても、良いものが、まだ沢山ある事に改めて気付いたのは

温泉から帰宅して、家の体重計に乗った後だった


現実は厳しい

ミニフェス

2012-01-15 21:59:21 | 閃き
義父の一周忌も無事終了し、近くの日帰り温泉で雪の露天風呂も楽しんだ夜は

義父には申し訳ないが、妻の姉夫婦が営んでいるペンションで食事会を兼ねたミニフェスが開かれた

それは義兄の発案であり、親戚が代わる代わるに特設ステージに登場し、演奏し歌う

3家族、16名が参加するミニフェス

勿論、場所が広いペンションであるから、可能であるし

誰もが、音楽好きで、楽器が出来たり、唄が好きだからで可能なのであるが

きっとカラオケが大好きだった亡き義父の血を引いているのだろう

そういった意味なら、良い供養になるか


ペンションの義兄夫婦には、宿泊から食事までもお世話になった


義兄夫婦に感謝である


翌日の昼、義母や叔母達も合流して、集合写真を撮ったり、ひとり一人と話しをしたりと、大交流会となった


そういえば、法要の後の食事会で乾杯をしたのだが

私は初めての事だった

しいて言えば献杯だったかも知れないが

そんな事には、こだわらない雰囲気が、同じ様にそこには有った


妻は娘にしてやる様に、あれこれと山の様なお土産を貰っていた


無事に自宅に到着し、一息ついた後

そんな事を思い出しながらブログを書いた

皆さんに感謝である

帰省

2012-01-14 09:57:28 | 閃き
妻の実父が亡くなって一年、一周忌の法要の為に妻の故郷へ帰省した


車で高速を使い5時間、今では慣れた道のりだ

今年は末娘が運転を買って出てくれたので、私は後部座席で、いつしか眠ってしまっていた

途中から雪が降ってきた事も知らずに、目覚めた時には吹雪の中だった

高速を下り、馴染みのガソリンスタンドへ立ち寄った

ここは給油後にルーレットが回るのだが、必ず何かが揃って当たる

当たるといっても、ごく僅かなものだが、それでも嬉しいものだ


妻の故郷は海沿いの港町だが、雪は少ない

真夜中過ぎに到着


今朝は、親戚縁者が沢山集った

晴れ渡り、清々しい日になった

まるで義父が微笑んでいるようだ

修業中

2012-01-13 07:04:03 | 閃き
昨日、或お客様に急に訪問する事になった

昨年末から、時間を惜しむ様に仕事をしていたその担当者は正月休み中にも、私の携帯に何度も連絡してきていた


かなり急いでいたので、当社の製品を直接お届けしたのだ

その担当者は、明らかに寝不足で青白い顔色をし、やつれた感じさえする

聞けば、年明け以来休みを返上し、このまま20日迄連続するそうだ

余程の緊急事態だと思ったが、「今が頑張り処だから」と、笑顔で話していた

彼は正しく修業中である

私は、別れ際に身体には気を付ける様にお願いした



その日の午後、別のお客様を訪問する事になっていたが

先方から面談時間を1時間遅らせる様に連絡が入った


指定された時間に訪問したが、若い担当者は会社の中を駆け回っていて、更に30分程ロビーで待たされた

遅れた理由は告げられなかったが、彼も修業中なのだろう


修業中かどうかは、取り組む気迫で解る


段取りが悪くて時間がルーズになる人からは、気迫も何も感じ無い

何かから逃げている人も同じだ


きっと修業中の方はオーラの様なものを放っているのだろう

修業

2012-01-12 07:06:19 | 閃き
修業とは僧侶が悟りを開き涅槃に行くための行為をいうのだが

今では様々な分野でも使用されるが、最近ではスキルアップという言葉になっている事がある

修業と聞くと、辛くて厳しいイメージがあるが

スキルアップと聞けば、そんなイメージは無い


辛くて厳しい事など出来れば、やりたくないと考えるのは、何も若者だけの事ではない


しかし実際には、その過程に於いては、辛くて厳しい事がある


神は「その人に乗り越えられない試練は与えない」らしいから

辛くても、厳しくても、自らの力で乗り越えなければスキルアップも無い


しかも、この試練を乗り越えるという修業は、仕事だけでなく

プライベートでも求められるし、年齢も関係無い


つまり、一生修業している事になる

逃れようとしても、それが宿命ならば逃れられない


安穏とした日々はいつになったら来るのだろうか?

そんな不安を抱えながら

「乗り越えられない試練は無い」という言葉を信じて


今日も修業は続く