閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

コンビネーション

2012-01-21 07:35:43 | 閃き
昨夜、ささやかな歓迎会が開催された

客先から新たに駐在員が赴任したのだ

会社の一角で会場を設営した

電熱ヒーターを配した上に、鉄板を置き、簡単な鉄板焼きの準備が出来ている

これも、技術の応用で面白いアイデアだ


一人の社員が沢山蟹足を持ってきた

だが、蟹は食べるのに手間がかかるので、結局ほとんど余ってしまったので

少しだけ戴いて帰った


家に帰ると妻が一人で食事をする所だった

メニューの中に大根やキュウリ、人参を千切りにしたサラダがあったので

早速、蟹を身を解しサラダに加えて「蟹サラダ」にした

妻とは何も打ち合わせてはいないが

私が蟹を貰って来なくても、妻がサラダを作っていなくても

「蟹サラダ」は出来ないわけで

偶然「蟹サラダ」ができたという事は

ナイスコンビネーションだったと言わざるを得ない

と、自画自賛しながら、舌鼓を打った

他愛もない話しである

恩師

2012-01-20 12:04:45 | 閃き
ビジネスについて師と仰いだ方が居る

15年以上前に塾を開いていた

月に1度、一泊二日で集中的に勉強する

その塾に約10年間通い詰めた

そのお陰で今の自分があると思っている

現在は一線を辞されてアドバイザー的な立場で、ある会社の指導をされている

その恩師が近くの宿に来るというので、当時の塾生の何人かが集まったのだ


食事をしながら、酒を酌み交わし、当時の懐かしい話しや、今後の日本の行く末について話された

食後も、恩師の部屋に集合して、続きの話しを聴く

このスタイルは塾の定番で、ほとんどが勉強なのだ


気が付くと時計が午前4時を指しているので寝る事になったが

翌朝は7時に起床し、朝食を一緒に摂りながら話しを聴いた


緊張感の中では睡魔もやって来ない


パワーを戴いたのか不思議と元気になって、やる気が充満してくる


恩師には不思議な力があるのか、悩み事がある時などにひょっこりやって来たり、電話があったりする

そして、何気ない会話の中に解決策のヒントを戴いたりする


人生には、遠くと近くの師が必要だと言うが

遠くの師であると、思っている

有り難い事です

ストレス

2012-01-19 07:07:57 | 閃き
ストレスは現代人なら誰もが持っていると言われるが

江戸時代だってストレスという言葉が無かっただけで、存在したと思う


食欲不振や頭痛、不眠症は、その症状だったりする


本来はストレスの原因を取り除けば良いのだが、そう上手くは行かない

だからストレスとは上手に付き合って行くしかない


しかし、ひどくなって、うつ病にでもなる位なら、いっそ環境を変える事だが

環境を変えるなんて、そんなに簡単ではないし

環境を変えても、上手く行かないんじゃないか、経済的な問題が生じないか

という不安が現れて、更に不安になり、違うストレスになる事もある


だから、環境を変えずに、うつ病になるギリギリの所で踏み止まって頑張っている


そんな時は今日、只今に集中する事が有効だと聞く

将来も何も只今の積み重ねの上にしか存在しない

だから、只今が凄く大切なのだ

勿論、大志を抱き、それに続く道を見据え、今を生きる事が出来れば良いのだが

行く先が不安なので、それが出来ないのだ

そんな時は、今(原点)に戻ってみる

他に目をやらず、自分の周りの事にだけ集中して逃げないで尽力する

尽力=可能な限り努力する事

この方法は意外に有効なので試してみると良い


「人事を尽くして天命を待つ」である

同い年

2012-01-18 07:21:34 | 閃き
得意先の社長が年始の挨拶の為に、この地域にいらしたので

新年のご挨拶と共に得意先の新年会に別の会社の社長と参加させてもらった


一通りお店を巡った後に、得意先の所長は、我々をバーに誘った

彼は、酒を楽しむ事を知っていて

最後に、良い酒をちょっと呑もうと言うのだ


私には、007のジェームス ボンドが好んだマティーニを再現したものを薦めて頂いたが

初体験で新鮮に感じた


何でも、日本では手に入らないベルモットを所長が渡米した時に見つけて、この店に持ち込んだので作る事が出来たのだそうだ


詳しいレシピは小説に記載されているらしい


1969年物のスコッチがあると言うので、少し飲ませてもらったが

何と、同席の社長が生まれた年、つまり社長と同い年だった

その社長は酒が弱いのだが、出会った同い年のウィスキーをストレートで呑んでいた


42年という時間は、とても良い香りと口当たりのまろやかさを育てる

一般にウィスキーのアルコール度は43度位だが

長い間、樽の中で眠る内に60度位に上がるそうだ

でも、そんなに高いアルコールとは思わせない味になっている


その社長は、ゆっくり、ゆっくり、まるで懐かしい同い年の友と語り合う様に、静かに呑んでいた


自分と同い年の酒に出会う事など、ほとんど無い

まして、高齢になれば成る程、確率はゼロに近づく


そんな事を考えながら、件の社長の生きてきた時を味わった

知行合一

2012-01-17 07:03:06 | 閃き
或る政治家の政治資金管理団体の資金の運用が違法であったと起訴されている


その政治家は、総ては秘書が行った事として、一切関係無いと言っている


日本国家について注力するあまり、実情をなんら把握していないとも言っている

でもその政治家はそこで政治資金を管理運営した資金を基に政治活動しているんでしょ

これって正しい事なのでしょうか


麻薬を売って儲けたお金を恵まれない人達に寄附しているのと同じ

これって人の為になっているの?いないの?


そんなの小学生でも分かる事だ


それが何故、裁判で時間がかかっているのか


民間なら例え社員が勝手に行った事でも、社長は管理監督責任を背負って辞任する事もある


いくら天下国家を憂いていても、悪事の上に成り立っていては、どう仕様も無い


そこまで日本の為と言うのであれば

自らの足元から正しくして、やり直したら如何だろうか


昔から知行合一とは良く言ったものだ

知っているのに、やらないのは知らないと同じ

言っている事とやっている事が違うって事です