閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

翁長知事の発言

2015-09-24 06:08:38 | 閃き
沖縄に対して熱い考えを持った方と沖縄についてお話しした

彼は、翁長沖縄県知事が国連で「沖縄は自己決定権や人権侵害が行われている」と発言した事について憤っていた


彼は沖縄が好きで、出来れば将来は沖縄に住みたいと考えているという程である

勿論、何度も沖縄へ訪れ、親しい知人も沢山出来たという

そんな彼が何故そんなに怒っているのかを詳しく聞いた

但し、勉強不足の私は間違って理解しているかも知れないので、その点に付いては鵜呑みにされない事を付け加えておく


沖縄には戦後アメリカの統治として大変苦しい状況にあったことは間違い無い

駐留するアメリカ軍人が引き起こした事件は多い

その後、日本に返還されたが、国防上の理由で引き続きアメリカ軍が駐留し、沖縄の住民は返還後も不安や苦痛を抱いたまま暮らす事を余儀なくされた

こういった言わば犠牲になって頂いている事を踏まえて沖縄には多額の補助金が支出されてきた

最近では8年間に2兆4000億円以上、県民1人当たりにすると170万円にもなる額だ

それを、翁長知事は、米軍基地は県外へ移設しろ、補助金は今まで通りに支払えと言っているのだ

それに対して国が応じないとみるや、アメリカ本土や国連の会議に置いて被害者だと嘯いていると彼は言う


彼の言葉を聞いて、まんざら的外れでも無いと感じたのは、翁長知事の行動である

沖縄県のホームページを見ると、将来に向けた戦略構想が掲載されていた

その内容は、中国の経済衰退を捉えて、アジア経済は新たな局面に入ったので、沖縄はその拠点として有利な立地となり得ると言うものだ

中身は大変素晴らしいが、それはまるで一国の戦略である様に思えた

その戦略に要する費用は毎年3000億円以上支払われている補助金の上に成り立っているもので、自給率は恐らく2割に満たないと言われている

そんな経済状況の中で、将来の沖縄を考える時、具体的な考えはあるのだろうか疑問である

親から大人になっても莫大な子ども手当をもらっていた元民主党の宇宙人総理のように、もらえることが当たり前になり、民意を背景に我が儘し放題に振る舞っているようにも見えると彼は語った


沖縄の問題はお金さえ支払えば良い事では無いのは当然だが、本来の県政をどう考えるかを示すことが知事の仕事である様に思う

日本政府が沖縄県に補助金を出すのを止めて、直接自治体へ交付する動きを見せているが、そうなった途端に沖縄県は破綻するだろう

それを迫害だと翁長知事は中国や韓国に向かって叫ぶのだろうと彼は締めくくった


安保法案が可決して、シルバーウィークで一息ついた今、改めて考えされられた

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過疎から難民へ

2015-09-23 08:34:53 | 閃き
以前、石油難民についてブログに書いた事がある

先日も石油卸会社の社長と面談する機会を得た

社長は以前は副社長だったが、創業者一族から受け継ぎ経営者のトップになったのだ


石油元売り業者の撤退と再編により13社あった石油元売り業者は現在4社になり、更に3社、若しくは2社に再編されるという

再編されると、国道を挟んで競合関係だったガソリンスタンドが同じ看板になる

それは不合理だと言うことでどちらかのスタンドが閉鎖される

競合は合理化に向けて動き出し、採算の悪い田舎では営業できなくなる

ついには石油難民となってしまうのだ


これは石油だけでは無い

コンビニも再編が続いているので同じ事が起きる

それでも、どちらかが残れば良いのだが、これがゼロになる危険もある

それはコンビニも再編によって合理化の道を進むためだ

再編によってコンビニの店舗規格が見直され、広い駐車場を要し、一定の広さの店舗を作らねばならない

又、本部への上納金も高くなっている

田舎のコンビニに対して都会の理屈を持ち出すなんてナンセンスだと思うが、それが再編による考え方であるようだ

私の知人の居る山家の町も来年から2店舗のコンビニが消えてゼロになるらしい

そういった方針に従って投資をしても回収が見込めない事が要因らしい

今時コンビニも無い場所があるのか?と思う程の普及率だったが、コンビニ難民化するのは間違い無い


限界集落ではスーパーも無いので移動販売車が巡回しているとも聞く

かといって経費がかかる分高額に販売する事も出来ないので、市が助成する場合もあるようだ

市の担当者は、いっそ廃村になってくれた方が市の財政が良くなると考えている

これも「ナポレオンの村」と同じだが、石油やコンビニは住民だけではどうにもならない事だ

石油やコンビニ難民化する町には、とうてい若者は住みたいとは思わないだろう


都会の中心で規格を考える為に地方が置き去りにされてしまう現象は、公共も民間も同じになって来ている

日本郵政が上場するが、合理化を理由に郵便難民化すると、いよいよ末期となってしまうよ




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小さな村のイベント

2015-09-22 07:43:50 | 閃き
シルバーウィークも終わりに近づいた

相変わらず首都圏の高速道路では渋滞が起きている

帰省する人も居るだろうが、初秋の行楽には良い気候となったので、ちょっとドライブを兼ねて出掛けるなんて人も多いと思う

地方各地では様々なイベントを用意して集客量アップを図っているので、あちこち寄り道しながらルートを組むのも良い

こういった地域興しが定着して、地方が元気になると町おこしに取り組む自治体は多いが、本当にそうなのか疑問もある


現在では、広くて綺麗なそれなりの施設を有する場所が人気である

誰だって、綺麗な場所を好むし、そういった施設を作るには随分と投資も必要なのだ

以前、山間の国道をドライブしていた時、閉鎖された道の駅を見かけた事がある

人通りの少ない場所でイベントを開催しても集客は見込めない

施設も老朽化するだろうし、維持にも多額の費用が必要なのだ

人気ドラマの「ナポレオンの村」の様に痛快に進む事は恐らく難しい


人は口コミやマスコミの情報に敏感で、それらを上手く利用できる自治体は良いのだが、殆どは開催する事も、その村がどこにあるのかも知らないのが現状なのだ

私は、それでも町や村の人が楽しんで開催するイベントが好きで、探して良く出掛ける

そこへ向かう道が混むことも、駐車場が混むことも無く、トイレも混まない

のんびりした雰囲気の中で町や村の人達と触れ合う事が楽しい

B級グルメよろしく変わった食べ物も見つけるが、旨いと感じたことはない

それでも、その村の味わいがあるのだ





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二重の喜び

2015-09-21 17:12:57 | 閃き
妻の姉の次女(姪)が目出度く長男を出産したのと同時に新居が完成したのでお祝いに伺った

新居の計画は妊娠と関係なく進んでいたのだが、出産の時期と同じになるなんてとても大変だったと思う

出産から1ヶ月を経過し、そろそろ落ち着いた頃なのでお祝いにお邪魔する事にした


彼女らの新居は私の街から車で1時間ちょっとの距離

遠く離れた実家はペンションを経営しているので、このシルバーウィークは休みが取れない

それまでも、遠方なので出産については妻の姉が心配していたので、さぞかし妻に託されたと思っていたが、そんな気配も無く現在に至った

長女や次女の出産も近いので、お祝いに行けるのも今の内だと、妻や長女一家を誘って出掛けたのだ

長期連休もあって、毎日の様にお祝いの方が訪れているようで、身内と言うこともあって我々は夕方に訪問させて頂いた


新居はとても判りやすい場所にあり、直ぐに見つけることが出来た

有名なお寺の近くなので、周囲には緑が多くあり静かな土地である

そんな場所に白い壁の総2階のアメリカンな建物が新居だった

可愛らしいドアを開けて姪が招いてくれた玄関はとても広くて気持ちの良い場所だった


家の中は階段が多いが、上手く配置されて中はゆったりした間取りで気持ちの良い家だった

義兄(妻の姉の夫)が洋風好きで、ペンションもお洒落な雰囲気なので、その影響もあってか、とてもセンスが良い家だ

肝心の赤ちゃんは長男で、生後1ヶ月で5㎏になっていたが、2歳半になる内孫の15㎏に比べると軽いと、長女夫婦もはしゃいでいた

赤ちゃんを初めて目の当たりにする内孫は、良い経験になったに違いない

まもなく生まれるという頃は、妙に母親に甘えるものなのだそうで、はち切れんばかりのお腹に影響が出ないかと心配になったりする


勿論、抱っこさせてもらって記念写真を撮らせてもらった

結婚し、出産し、新築の家に住むことが出来るこの夫婦はとても幸せで羨ましい

世の中、こんな夫婦はそうは居ないと感心した


この家族に幸多かれと祈るのみだ
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サンマの生姜煮

2015-09-19 14:07:34 | 閃き
昨夜は金融機関の行事があり、知人と出かけた

その金融機関には総代、評議員制度があり、会社に評議員が回ってきたのだが、担当が私になった

それは総務の仕事であろうが、指名されれば仕方ない


業績の説明や今後の見通しなど、正直言ってどの金融機関も代わり映えしない内容なのだろうと考えつつ聞いていた

ただ、ご近所の会社の方々とも久し振りにお会いして思わぬ機会を得た

こういった言わば社交の場所は苦手なのだが、年齢的には我々の時代の方から上の世代の男性ばかり

こういった会議がどの程度の効力を持つのか知らないが、いずれにしても特異な世界である事には間違い無い


会議の後には懇談会が開催された

懇談会と言っても実質は懇親会、酒と食事が供される

当然、この費用は経費なのだろう

今回の料理は、金融機関を利用する料理屋さんが担当し、ちょっとした経済効果をもたらす

料理屋さんも腕の振るい所と頑張っていた


家に帰る頃には随分遅い時間になっていた

車だったので飲酒はしなかったが満腹だった

否、満腹と言うよりパーティー料理だったので胸が焼けていたと思う

帰宅したが、風呂に入り眠ってしまった


翌日は休日にも拘わらずいつもの様に仕事に出た

朝は、いつもの様に食べない

お昼に妻から電話ががり、昨夜長女が作ったサンマの生姜煮を私が食べてくれないと嘆いているという

だから、夜まで取っておくので夕食はサンマよ、という電話なのだ


別に味付けが気に入らないのでは無く、都合で食事を摂れない時もあるのは承知の筈だが、寂しかったのだろうと推測した

今夜は定例の友人達との飲み会なのだが、一端帰宅してサンマの生姜焼きを食べてから「美味しかった」と告げてから出掛けよう

サンマは苦いか塩っぱいかな
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