閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

くどいですが

2015-09-18 21:42:20 | 閃き
安保法案の可決について、メディアの報じる内容が様々であるので、くどいですがもう一度書くことにした


強行採決かどうかは置いといて、その後の参院及び衆院の本会議の内容を見て疑問に思われた方も居るに違いない

国会は最終的には多数決によって決まるのが議会制民主主義の原則であるが、日本の場合は少数意見も遵守して意見を聴き、議論を行う旨を善としてきた

しかし、安保法案の審議には議論が全く無かった様に感じてならない

それは、維新の会を除く民主党を始め野党各党からの代案が全く提出されなかった事である

国会の外にいる民衆に、代案を示せと言っても通用しないだろうが、本来選択肢となる代案を提案して議論をしなければ、只反対しているに過ぎない

その国会議員達が国会議事堂の外にいる民衆に混じって、法案を廃案にしろと声を上げる姿を見て、この方達は国会議員に有らずと感じた


国の安全について考える場合、高所広域から物事を見て、本当に日本に必要な方策は何で有るかを考え、提案し、議論するのが国会という場では無いだろうか?

憲法学者や見識者の意見を聴くのは良いのだが、それを参考にして案を考える事が本来なのである

従って、憲法学者や見識者の意見に反したとしても、それだけの高い志と信念とが無ければ法案の提出など出来やしない

憲法学者や見識者は専門者であっても、憲法を立案する立法府の役目では無いからだ


それが、憲法学者が違憲だと言っているとか、見識者が独裁的な政治だとかのコメントを取り上げて、反対、反対を繰り返すのみ

これが、本来の国会議員の姿なのであろうか

書くのも嫌なのだが、一人牛歩を勝手に行い、黒ネクタイ、数珠まで持参して焼香の真似をした議員などは今すぐに議員バッチを外してもらいたい

こんな程度の議員に多額の議員手当が支払われると思うと、その分他へ回せと言いたくなる


話を戻すが、本会議での野党の取った方策は、時間稼ぎをする為だけの不信任案の提出ばかり

時間切れを狙った行為だと、政治担当記者にも手の内を読まれる幼稚な行動である

それを、「試合は負けたが勝負に勝った。国会の外と中がこれほど繋がったと感じたことがない」と締めくくった言葉には、言葉を無くした


戦争に繋げることは決してあってはならない

安保法案が可決した今後は、与党政府がどのような行動に出るのかを、全国民が注意深く監視して、良い方向へ進むようにしなければならない

この法案が可決して良かったのか悪かったのか白黒決めるよりも、良い方向へ進ませることの方が大切だ

少々長くなったが、どうしても書きたかった
コメント
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