閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

ボブディラン

2016-10-14 07:21:48 | 閃き
今年のノーベル文学賞には誰もが驚いたのでは無いだろうか

期待されていた春樹スト達を裏切って正にサプライズであった

受賞の理由には歌詞に文学性があり、ロックから文学へ昇華させたとコメントした新聞もあったが、当時は単なるプロテストソング(反戦歌)だった

丁度我々の世代なので懐メロに属する

吉田拓郎も当時からボブディランは格好いいと言っていたのを思い出す


ノーベル文学賞は単なる人気では無くて、世界に影響を与えた文学であることが必要であると何処かで耳にしたことがある

そういう観点からは正に世界中に影響を与えたに違いない

日本では安保反対当時から反戦歌は歌われてきたが、過激派と重なるイメージがあって嫌厭される部分もあった

しかし、当時戦争に反対する正直な気持ちを人前で訴える人も手段も見付けにくい時代に、確かに彼の歌は強いメッセージを発していた

当時若かった私は歌詞の内容よりもメロディーやギターを弾き語る姿を観て格好いいと思っていたに過ぎないが、聞き続けて行く内に歌詞の内容に興味を持ち、メッセージを知るようになっていった

熱狂的なファンではないので来日コンサートに行ったことは無いが、愛車には彼の曲の内、お気に入りの数曲が入っている

ギターを弾き始めた頃だったので当時流行っていた月刊誌に掲載された楽譜をみては弾いていた思い出がある


ノーベル文学賞も粋な事をするね

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自助浄化

2016-10-13 06:19:41 | 閃き
この所、東京都を始めとする各地の行政や議会での問題が話題になっている

解説者は報じる度に自助浄化する様に回答する幹部の釈明会見に期待したいとコメントしているのだが、正直に申し上げてそれは難しい事だと思う

但し、橋下元知事、市長のような豪腕を振るえる責任者がいる場合は可能かも知れないが、問題を起こしたままの体制では絶対と言って良いほど難しい


仕事のやり方が間違っていることが判明した場合、事前に間違っていると承知しながら行っていたのであれば簡単で、その担当者を排除、処分すれば良いのだが、間違っていると自覚が無い場合は厄介である

知らない事を進める場合、誰かに教えを請うて正しい方法で行うという組織風土があれば良いのだが、格好悪くて訊けないという考えや、知ったかぶりの挙げ句に勝手に決めつけて行うなどの場合は根が深い

これらには証拠となるものが無く誰も責めることは出来ない為である

東京都の豊洲新市場の問題は正しくこれに当てはまる


自助浄化は反省と改革によって達成されるものであるから、先ず反省が必要である

しかし、当の担当者には悪いという自覚が無い

間違ったのは正しく指示しなかった上司の責であり、自分は言われたとおりにやっただけという気持ちがある

一方上司は、訊かなかった部下が勝手に行った事であると責任逃れを繰り返す

政治家が何かと秘書の責任にしたがる構造と同じである

この様な体制だから責任の所在が曖昧になり、結局誰も責任と取らなくて済むようにしてしまうのだ

この様な体制では自助浄化は無理なのが明白である


民間では、電柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも全て社長の責任である

電柱の高さやポストの色は社長と無関係だと言うのだろうが、それ位全てにおいて社長とは責任を負うものなのである

この厳しさを公務員の世界にも導入しなければ改革なんぞ出来やしない


選挙も近いので、候補者の皆様、具体的な方法を述べて下さい
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あごひげ

2016-10-12 06:45:18 | 閃き
最近、再びあごひげを伸ばし始めている

きっかけはノーベル賞を受賞した東京工業大学の大隅栄誉教授である

気が付けば自分の髭もゴマ塩から白髪に変化してきているので、ひょっとしたら格好良いのでは無いかという打算からである

今までも幾度となく伸ばしては剃りを繰り返してきたのは、どうしても髭に抵抗があったからである

威風堂々と髭を蓄えている人を見るが、個人的なイメージでは余り好感度では無い


大隅栄誉教授も渡欧の祭に若く馬鹿にされない為に伸ばし始めた事がきっかけと話されていた様に、若い内は威厳の髭を蓄えたくなるものだ

しかし、齢を重ねて行くにつれ若くありたいと考えるようになると髭は邪魔になるし、これは少し偏見だが髭は頭髪の少ない人に多く観られるイメージがあるので抵抗感があったと考えている

近年には若い人を中心に髭をファッションの一部と捉えて生やしている人も増えていて、以前のように髭に対する違和感が少なくなり、髭も個性の一部と捉えられるようになって来ている事を踏まえると髭を気にしすぎる必要も無いのかも知れないと考えるようになって来た

実は来週ハワイで挙式を行う末娘に同行して我々夫婦も行く事になったのだが、最後の娘を嫁がせる父親の抵抗を髭に託しているのである

髭は気に入らなければいつでも何処でも剃る事が出来るから、そんな気楽さも手伝っているのかも知れない


残り1年を切ったパスポートを早めに更新したのも末娘の結婚式に参列する為の記録を残したい気持ちからである

新しく更新したパスポートの最初の渡航が末娘の結婚式という記録付きのパスポートを10年持ち続けることが出来るのだ

こんな事は恥ずかしくて誰にも言えない

勿論、パスポートの写真には髭は無い
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松茸

2016-10-11 07:43:25 | 閃き
松茸のシーズンも終わりになった

地元産のものは高値で手が出ないし、中国産は北朝鮮産偽装もあり不安でこれも手が出ない

従って、口に入る事は希有になるが、何かの席で出された料理に予期せずほんの少しでも入っていると嬉しくなる

日本人が松茸を有り難がるのはDNAに染みついたものかも知れない


話は少しズレるが、この所の円安と日本食ブームによって日本へやって来る外国人が増えているのだが、何かのテレビで外国人にも旨味を認識する人が増え、特に出汁の旨味を理解出来るようになって来ているらしい

この旨味成分の変化によって食べる食材や料理方法が変化してゆくのだが、鰻の旨さを知った中国や台湾との漁獲争いによって鰻の稚魚が高騰したように、いずれ第2第3の食材が注目されて品薄になるかも知れないと心配している


以前、「美味しんぼ」という漫画で松茸山を再生することは環境を再生することに繋がると提言していたが、山の幸、海の幸はいずれにしても環境に左右する事が間違い無いので、激減しているものを調べると環境の大切さが理解出来るのかも知れない

豊作であっても凶作であっても食べたい人の口は変わらないのであるから始末が悪い

阿蘇山が噴火した事で白菜や苺が駄目になったので、これらも高騰するに違いない


知人は毎年驚くほど松茸を採ってくるが今年は未だ50本位だという

今月の内に後2回ほどは行くそうだが、松茸はおそらく無いだろうと言っていた

知人に只で貰う訳にはいかないが、かといって買うのも気が引ける

相場を知らないだろうから高いとか安いとかが面倒なのだと思う

知人は採ったキノコ類は全て奥様のお母さん(義母)にあげているという

こんな素敵な婿がいればさぞや大切にしてくれるに違いない

先日のイベントで購入した松茸ご飯を妻と分け合いながら、今年は食べる事ができたと味を噛みしめた
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恒例のイベント

2016-10-10 07:29:07 | 閃き
今年も恒例となったイベントが終わりました

毎年お手伝いさせて頂いているイベントだが、今年は準備段階から大変遅れてしまった

その理由は、サポート頂いているNPO団体のトップ人事が一度に変わった為に、サポート速度が大幅に遅くなった

例年通りに行っていれば良いのだが、トップが全てのサポートについて見直しを逐一行った事が原因である

例年なら準備委員会を3度ほど済ませていた時期にようやく第1回目の準備委員会を開催すると言えばその遅さが理解頂けると思う

しかし、これは千載一遇のチャンスと捉え、兼ねてから変更したかった部分を大幅に変更することが出来た

台風の余波が心配だったが準備や開催には支障なく開催できて安堵した


私たちのグループが担当するのはサポート業務である

それぞれに分担した役割を責任者がこなして頂ければ無事進んで行くのだが、予期せぬ事態にも対応する役割も必要

今年は3つの催し物を担当しながら全体のサポートを行った

我々も人手不足なのである

物産などの協賛、出展数は昨年の1.5倍となり可なりの集客数を上げることが出来た事もあって開催目的の達成に向けて着実に進んでいると思うが、その分様々な事が発生する

だが、そんなことよりも将来に向かって行って行く必要性を市民の方々に理解していただける事の方が嬉しい


片付けも終わり、家に戻った時はすっかり陽が落ちていた

妻にもイベントを手伝ってもらったが、一足先に帰宅させて頂いていた

風呂で疲れを取り、夕飯は簡単に私が作ってミニ打ち上げ

今朝は2人とも寝坊してしまった

いつまで関われるかは判らないが続けて行きたい
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