カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

小さくて広大な花園

2017-04-02 13:46:01 | 日常あれこれ
 自然や物も見る位置(高さなど)で随分印象が変わる。

 ちょっとしたある一部を切り取っているだけなのに、広大な平原に見えたりもする。

 
 田んぼ沿いの道をあるいていると、畔沿いに小さな花がビッシリ咲いていた。

 
 雑草の中でも比較的小振りで、しかも数が多いがつい見過ごしてしまう花が沢山咲いている。

 直ぐそばには田んぼや道路があるのだが、それらを外して覗くと思いの外広大な草原が出現する。

 そうした一定の条件をわざわざ設定して自然を見て楽しむことが日本人は好きなようである。

 坪庭だの箱庭だの、それに盆栽もそうだし雛飾りもそうした流れから好まれるのだと思う。

 わざわざ花を一輪だけ活けて、そこから想いを膨らませていくなどというのもあるし・・。

 遠く離れてみたり、近くによってみたり、天橋立の如く股から覗いて楽しんだりもする。

 桜の花で上ばかり見て首が疲れたら、しゃがんで足元の小さな花を眺めるのもいい。

 「手始めは葉の香楽しむ桜餅」

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コメント
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