カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

庭の花・木に思う

2017-04-26 10:22:04 | 熊本地震
 今春植木市で買ってきた小さなサクランボの木に枝葉が出てきた。

 あまり背ばかりが高くなるのも困ると植木市の担当者に言ったら、程よいところでカットして腐食防止剤を塗っておけば切った付近から枝が出てくるから大丈夫だと教えて貰ったとおりにしておいたのだ。

 
 サクラ切る馬鹿・梅切らぬ馬鹿などと諺みたいな文句もあるし、サクランボも桜の親戚みたいなものだから大丈夫かと念を押したら大丈夫だという話だった。

 桃栗三年などというが、サクランボは何年なのだろうか。

 我が家の庭に金柑・柚子に次いで、三つ目の食べられる実の成る木ということで、成功すれば良いのだが。

 復興元年ということで、メモリアルツリーとして大切にしたいと思っている。

 新緑といい花といい、一番清々しい季節の到来だが目立たない小さな花もちゃんと咲き始めた。

 
 (チリアヤメ)
 咲いたら直ぐ散るが、しばらくは次々と咲く。
 
 (赤花夕化粧)
 夕化粧とはいささか色っぽい名前だが、極めて小さな花でよく見ると可憐な花である。

 ただし繁殖力は旺盛で、鉢の外にすぐに飛び出して増え続ける。

 手入れなど手間は掛からないが、油断するととんでもない事に成りかねない。

 謡曲の先輩から頂いた花はいろいろあるが、名前は日本的なものが多いことに気づいた。

 チリ菖蒲、赤花夕化粧、ヒメ緋扇、筑紫まつもと、小判笹、庭石菖、京鹿の子、などなど・・・。

 そして肝心の先輩のお宅は地震で全壊し、沢山あった花々も大部分は処分されてしまった。

 自宅を再建されて数ヶ月になるが、生活の再スタートに過去のものが相応しいかどうかは考えるところだ。

 一本の木、一輪の花、一鉢の草木にも持ち主のライフスタイルが反映されている。

 花のお気楽な里帰りもときとして迷惑となる。

 
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コメント
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