カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

9月の句会も暑かった

2024-09-08 13:21:00 | 川柳

 昨日は午後から句会に参加のため街に出かけた。

 

 ▲(暑い街)

 交差点に表示された「只今の気温}では、34度とあった。

 私の車の車外温度表示は、38度とあった。

 多分正解は、その中間だと思う。

 例によって車は、一本松のある石垣下の駐車場へ。

 

 ▲(石垣の上の一本松)

 小さな松だから樹齢はたいしたことはないかも知れない。

 しかし小さくても樹齢200年以上なんて話になると歴史の立会松ということになる。

 西南戦争での薩軍は、この左方向にある花岡山から大砲を撃っている。

 神風連の乱も、当時の熊本鎮台に向けて決起している。

 まあ、電線の下を通る時は汚れるというので扇を頭上に翳して通ったというくらいの神風連。

 今の熊本城に押し寄せるインバウンドを見たらなんとするだろう。

 

 ▲(インバウンドで溢れる城彩苑)

 もの凄い暑さもものともせぬ観光客の鼻息には圧倒される。

 すこし静かなポイントに移動すると、ちゃんと天守閣も見える一角がある。

 

 ▲(飯田丸の石垣と天守閣)

 熊本地震では、石垣の隅石だけで支えられて、奇跡の一本足といわれた飯田丸の石垣。

 上部5層の櫓は解体され、石垣も修復が終わった。

 あとは上部構造の組み立てを待つばかり・・かな。

 

 ▲(お堀沿いの木陰の径)

 句会まで少し時間があったので、お堀端の小路を歩いた。

 電車通りから入口の行幸橋までは通行人は多いが、橋を過ぎて下流の方は滅多に市民も通らない。

 付近のビルで働く人達の昼食時の往復に使う裏街道といったところ。

 

 ▲(カラス)

 一羽のカラスが、口を開けて佇んでいた。

 暑さにやられたのか、涼しい場所でクールダウンのご様子。

 私に気づいたものの、飛び立つのも面倒らしく、グルリと口を開けたまま360度その場で回転してやめた。

 カアとも鳴かず、ただ口を開けてやや上空を見上げる姿には、切迫感があるような無いような。

 句会の方は、あまりパッとした出来ではなかったが、3句ほどご開帳。

 題「飛ぶ」・・飛び回る造語に辞書が追いつかぬ

 題「しっかり」・・しっかりが政治用語に成り果てる

 題「理想」・・人間が住まなくなれば理想郷

 いずれも、暑さのせいにして適当な作句。

 「生活の無駄で太った都市鴉」・・・しろ猫

 あのカラス、整腸剤が欲しかったのかも・・

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コメント (2)
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