一昨日の仲秋の名月は月齢14.0、ならばと昨夜の月齢15.0の満月を待つことに・・。
幸い朝から天気は上々、満月も期待できた。
▲(朝の空)
▲(昼の空)
昼になるとやや雲が出てきた。
更に午後も遅くなってくると・・
▲(午後の空)
雲行きがやや怪しくなってきた。
丁度同じ頃、相方が私の月々の小遣いに言及してきた。
まあまあ、それは布石であって、実はロックミシンが欲しいのだという。
中古でもいいと言うので市内の自宅から近い店をネットで探したら、車で5分程度に店があった。
住宅街の一角で駐車場も塞がっていたので、相方を店に降ろし適当な駐車場所を探してウロウロ。
▲(見え始めた雨脚)
雨脚の見える雲があったが、近くの市民広場に駐車して歩き始めたらポツリポツリと・・。
▲(着陸態勢の日航機)
この頃は、のんびり上空を飛ぶ飛行機を見る余裕があった。
雨は容認するには限度の域に達した頃、店に着いた。
ミシンには興味はなかったが、雨宿りで店に入ったついでに相方と二人で取り扱い説明を聞いた。
▲(ロックミシン)
ベビー・ロックミシンと呼ぶそうで、洋服などの端末処理専用のミシンである。
中古でも値段は様々で、安くても取り扱いが面倒でとか、簡単だが値段が高いとか・・さまざま。
普通のミシンと違って、3本(もしくは4本)の糸通しが面倒なのだとか・・。
「教えられ覚えたつもりでも、私直ぐ忘れるから・・」等と相方が言うので、説明も懇切丁寧。
ついつい、私も相方の記憶装置の手伝いにと横から質問を飛ばす。
何だかんだとやっているうちに雨も上がった。
車を取りに駐車場へ行き、店へ移動しているうちに、は~いお買い上げ一丁♪となって車に積み込む。
沢山のロックミシン専用の糸や、フットスイッチなどもサービスで付けてくれた。
価格は四万数千円で、朝からの私の小遣に関するセレモニーの謎も解けて、目出度く一件落着。
・・・・・
夕食後、空が晴れれば言うことはないと、待ってみたが雲も頑張っていた。
▲(僅かな雲の隙間から月が・・)
隣の店の駐車場まで出て、やっと東の雲間からちょこっと月が顔を出したところに遭遇。
▲(幻想的な満月)
どうやら丸い月に見えるようになって、パチリとやったがこの後また雲に隠れてしまった。
昨夜は、夜半に見えるかもと期待したが雲はますます厚くなっていた。
我が家の近所から見えた、この一瞬のチャンスに辛うじて撮せたことで一応鉾を収める。
ただ写真を見るとなかなか幻想的な満月で、これはこれで良いと自己満足。
心に残る風景シリーズの中に入れておこう。
ミシンもロックだったが、月もなかなかロックだった。
「切って縫うロックミシンの小気味よさ」・・・しろ猫