菜園への猫接近阻止作戦

　寒さで生育が遅れていた花壇の野菜がそれなりに育ってきた。

　葉大根は間引きして食べ手がとても美味しかった。

　

　ところが、猫が境界のブロックとネットの間の空間をやたらほじくり返して、砂を野菜にかけてしまう。

　砂がちょうどトイレに好都合なのだろうか。

　ネットを張って防御したのだが、ちょっとしたすき間を見つけてはほじくり返すことを続ける。

　そこで１００円ショップから猫接近防止のグッズを買ってきて設置することにした。

　
　

　結果については、取り敢えず設置した周辺は立ち入れないので成功と言える。

　ただその作業をじっと見ていたので、次なる作戦を練っていたのかも知れない。

　

　作業が終わると、やってきて「ごくろうさん」というつもりか「猫の手でも貸してやろうと思ったのに・・・」というつもりか知らないが、足元にじゃれついて来た。

　以前手を嚙まれたり、足を引っ掻かれたりした経験があるので油断はしないが、なかなかの曲者である。

　

　我が世の春を謳歌するというのは、この猫のような生活をすることではあるまいか。

　ただ、ちょっと寒い日でもタイミングが悪ければ家に入れて貰えないという問題点はあるようだが・・。

　猫との我慢比べはまだまだ続編がありそうだ。

　この程度で終わるわけがない。

　
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