カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

「がまだせ熊本」に異論有り!

2016-07-04 10:12:12 | 熊本地震
 J2リーグ第21節ロアッソ熊本VSセレッソ大阪の試合が震災後初開催のうまスタで行われた。

 震災で中断後の復帰戦は県外でホーム戦も戦っていたので、ホームグラウンドでの復帰第一戦になる。

 
 (うまスタの大観衆)
 セレッソ大阪のサポーターも大勢訪れてくれて、メインスタンド側のみオープンという変則開催でギュウギュウ詰めとなった会場は大盛り上がり。

 
 (挨拶をする蒲島知事)
 蒲島知事も張り切って挨拶し、大西熊本市長も異常なまでのハイテンションの挨拶で・・・ままま気持ちはわかりますが。

 
 (くまモンはいつもハイテンション?)
 
 (巨大フラッグの展開)
 入場できないバックスタンド側のフィールドから巨大なフラッグがするすると拡げられ始めた。

 「がまだせ熊本まけんばい!」の文字が見えた。

 試合は1:5で負けたが、先制した時の盛り上がりは凄かった。

 前半の先制から直ぐ取り替えされたあとPK1失点の辺りまでは、負けるなロアッソだったがDFがレッドカードで一発退場したあたりから試合自体が崩壊してしまった感じがして、頑張れロアッソから耐えろよロアッソになってしまった。

 腹立ち紛れに言わせて貰えば「がまだせ」の文言には賛成できない。

 あれは、海援隊の「なんばしよっとかいねこの子は、テレ~っとして早よ学校に行ってこんね!」と同じノリなのである。

 昔から、怠けたり成績の上がらない者に対して叱責したり強要したりする場合に使用した文言だ。

 私の記憶が正しければ、これは雲仙普賢岳の火砕流の災害後に島原一帯に立てられた立て看板などでよく見られた。

 所変われば使用法も変わるのだと妙に感心したのを覚えている。

 でも熊本では、本当に使われていた頃の事を知っている年代は多分全員違和感を持つはずだ。

 まあ、今どきの若い県民がみな強要されなければ働けないほど弱ってしまったというなら仕方がないが、今も避難所で生活しあるいは職場も失ってしまって途方にい暮れている人達に言うべき言葉ではないことだけは確かである。

 「地震・雨・そして猛暑かドンと来い」

 これくらいで勘弁して下さい。

 
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