カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

不定愁訴

2015-10-19 09:01:50 | 日記
 先日人間ドックに行ったとき、事前の調査用紙に医師に相談したいことの有無の欄があり、久々に「有り」にチェックを入れた。

 面談は事前に看護師と一回、医師と検査結果を見ながら一回、そして最後は今後の生活等注意すべき事項につき看護師と一回という3回の機会がある。

 検査結果は経年変化(老化)が主として数値として表れているようで、「毎年検査を継続してみましょう」が概ねの結論である。

 ちょっと訊いてみたかったのは、特定の足の付け根から指先にかけて特に裏側に「痺れ感」があることの一般的な意見だった。

 以前の病歴に「腰部椎間板ヘルニア」を記載していて、しかも手術などによって回復したものでなく、牽引や固定それに腹筋・背筋などを丈夫にして筋力で支えるいう、一種の騙し騙し作戦で現在に至っているのでそのせいかなと思ってはいるのだが、健康雑誌や家庭の医学などでは脳の機能の問題も有りうるとか脅し文句があったので訊いてみたかったのだ。

 多分腰や足の神経的なものだろう、頭部の影響の場合はもっと違った症状として表れるというのが解答だった。

 何なら前回の「脳ドックコース」検査から5年が経過しているので、来年あたり「脳ドック」コースを受けたらどうかと勧められた。

 「脳ドックコース」は高いのでこの頃は「標準コース」を受け続けている。

 そうした折に、新聞記事に「不定愁訴」という、普通あまり目にすることのない言葉が心にひっかかった。

 そう言えば何処かで聞いた記憶があるといった程度の言葉だ。

 

 めまい、ふらつき、頭が重い、肩こり、疲労感、腹痛、手足の痺れ、などおよそ多岐にわたって違和感が感じるものの異常がなく原因が特定できない(だから不定)、症状を口で訴えることを「愁訴」と言うらしい。

 ナルホド適当に面白い名前をつけたものだと感心する。

 しかし、不定愁訴は歳とともに頻度が増してくるし避けがたいものでもありそうだから感心ばかりもしていられない。

 ハッキリしないので対処の要領がよく分からないし、何となく引っ掛かる毎日で「訴える」ことなく「愁い」をかこつということになりがちである。

 まあ人生そのものが「不定愁訴」みたいなもんですよと言われると納得してしまいそうな気もするが・・・。

 「原因が分かれば納得する病い」

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