カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

町道が開通した

2016-03-30 09:12:17 | 日記
 ウオーキングのコースに設定しているものに、町の北部の台地を歩くコースがある。

 一昨日の午後歩いていると、紅白の幕を巡らしたテントが、開通していない道路の中央に建てられていた。

 直ぐ傍にはこれまた紅白のリボンのついたテープが張られている。

 何年間にわたる工事だったか記憶に無いがどうやら完工したらしい。

 
 (開通した町道)

 今日は跡形も無く撤収され、ときどき車が往来している。

 歩道部分も入れるとやたら幅の広い道路だが、将来を考えると少し広めの方が正解なのかも知れない。

 工事の途中に遺跡に遭遇して、その調査などでかなり工事は長期にわたった。

 町の南は水田地帯で計画的な圃場整備がなされ、北の台上は空港へのアクセス道路が一本通っていて、市街化調整区域指定のため、人間の居住生活空間は台地と水田に挟まれた県道沿いに密集している。

 町の中心を通る昔ながらの狭い県道は、車の渋滞が日常化している。

 市街化調整区域の指定緩和と2本目の道路の設置は、町の将来像を描く上で不可欠といわれていた。

 限られた町の建設予算のため工事は長期にわたり、以前なら直ぐさま道路脇にいろいろと進出したであろう商業施設なども、失われた日本の20年の縮小版よろしく、実にスッキリした風景を提供するだけのものになっている。

 車道と同じくらいの広さの歩道を両側に確保しているこの道路が、道路脇の除草のメンテナンスを心配することにならないよう祈りたい。

 ただ一つスッキリした気分になれるのは、この道路が国や県の計画道路ではなく「町道」であることだ。

 「山を指し元は棚田と教えられ」

 「街は混み田舎は過疎とそれぞれに」

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