カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

どうかい・ドウカイ!熊本県

2017-10-11 09:00:49 | おでかけ
 熊本の秋を告げる「藤崎宮秋の例大祭」は九月の中旬に行われるのだが、今年は台風直撃が予想される事態で延期された。

 「熊本城秋のお城まつり」と時期が重なって連日の大騒ぎとなった。

 藤崎宮から御輿が出て、夕方に戻ってくるのだがこの御輿に連なる随兵行列が延々と続き、その行列の後に町内や各種団体等の馬を追う勢子がお囃子にのって練り歩く「馬追」がこれまた延々と続く。

 
 かつては、馬を踊るように跳ね回らせたりしたものだが、安全上数名が押さえて事故防止につとめるようになった。

 
 大音量のお囃子も、見物人の人混みも「馬耳東風」と受け流したいと思っている馬も、流石に帰りの夕随兵ともなると少々気分の方が優れなくなってくる。

 中には元気に跳ね回ろうとする馬もいるわけで、馬を押さえる方もそれなりに体力と気力が必要。

 見る方も油断は禁物。

 
 そこへいくと勢子の方は、囃し立て踊り狂って馬を追うという設定だから陽気なもの。

 踊りやお囃子には一定の枠はあるが、やり方は自由で最近は随分変わった趣向も見られるようになった。

 
 「山笠のあるけん博多たい」が博多の人達の合い言葉で、全国にも知られてメジャーな祭だが、熊本では「ボシタんあるけん熊本たい」と密かに粋がっている節がある。

 祭の規模や踊りの参加者などでは、夏の盛りの「火の国まつり」が大きいが、盛り上がりの質からいえばこちらが圧倒的に老若男女に指示される。

 ただ圧倒的な掛け声や騒がしい踊り等々に、ビックリしている観光客の姿も多く見られた。

 多分日本の祭としてメジャーにはならないだろうが、それだからこそ自分達の祭として密かに楽しむという「肥後モッコス」の心をくすぐり続けるのだ。

 「今日だけは主役を張った馬の鼻」

 
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熊本・秋のお城まつり(2)

2017-10-10 09:28:06 | おでかけ
 10月8日(日)の夜、「水あかり」のイベントの他に、城彩苑では花魁道中をやっていた。

 知らずに立ち寄ったのだが、あまりの人だかりについつい野次馬根性を発揮して覗いてしまった。

 
 茅の輪くぐりのような灯りのゲートを入るといきなりの人だかり。

 待つこと暫し、民謡「五十四万石」が流れる中カメラの砲列とフラッシュが焚かれる方を見ると花魁の一行がやって来た。

 
 熊本鎮台が置かれ軍都として栄えていたので、二本木遊郭を始めとして花街の方も結構な賑わいだったのだろう。

 そう言えば、「神風連の乱」で討たれた鎮台司令官の妾(小勝さん?)だったかが、非常事態を知らせる電報を打った電文が簡潔明瞭状況をよく知らせていると評判になっていたらしい。

 「ダンナハイケナイワタシハテキズ」(旦那(種田少将)は亡くなった、私は手傷)

 花魁道中をやっていたかどうかは別として、その筋の女の度胸と知恵の回りの早さが窺える逸話ではある。

 
 てなことを考えていたら道中は近づいて来た。

 もっともその一歩の踏み出しの悠長なことといったら・・・、なかなか進まない。

 
 出で立ちは古風でも、花魁役のお嬢さんはけっこう現代風の顔をしておりました。

 私としてはこの方がホッとする。

 必要以上に塗りたくって、元の顔が判別も出来ないようなのはどうも・・ねえ。

 
 小学生だとか云う「禿」も紹介されていたが、これはなかなかよろしい。

 偏見だの誤解だとの誹りを受けそうだが、祇園の舞妓さんもこの程度の化粧にしてほしい。

 あくまで個人的な希望なので、あれはあれで歴史が化粧しているのだと云われたら一言も無いが。

 時代劇の夜鷹が、首筋のところだけ真っ白に塗りたくっているあのイメージがどうも・・・重なってねえ。

 お気に障ったらまっぴらご免なさいよ。

 「和服着てシートベルトは情けない」

 
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熊本、秋のお城まつり(その1)

2017-10-09 09:38:15 | 日常あれこれ
 昨日は夕方から熊本秋のお城まつりに出かけた。

 お堀端一帯でくりひろげられる「水あかり」が目的だったのだが、二の丸広場や近くの城彩苑では多彩な催しもあって、大勢の観光客で賑わっていた。

 今日は熊本の秋の代表的なお祭りである「藤崎宮の秋の例大祭」の神幸行列もあるので更に賑わうことだろう。

 
 (左から宇土櫓・小天守・修理中の天守閣)

 修復工事のため立ち入りが制限されている熊本城は工事のクレーンも含めてライトアップされていた。

 先ほどまで響いていた和太鼓の競演も終わって静かな二の丸広場になっていた。

 お城の大手門へ続く道路や城彩苑、それにお堀の一帯は竹をくり抜いて作った灯籠に灯りが点され独特の雰囲気を醸し出していた。

 
 (灯りに浮かび上がる清正像と熊本城)
 
 (歩行者天国のあかり)
 
 (お堀の水面に浮かぶあかり)

 例年だと長堀り沿いに立ち入ることが出来たので、塀沿いやお堀にの中も沢山の灯りが設置されていたが、櫓を支える石垣や重要文化財の長塀も地震で崩落しているので、お堀の中に例年の三分の一程度が浮かべられていた。

 そのかわり城彩苑やその付近の道路は例年の何倍も沢山の灯りが点されていた。

 今日は定例の10月句会だが、会場が熊本城のすぐ近くなので混雑するだろうと思う。

 少し早めに出かけて、神幸行列も覗いてこようと思っている。

 子供達が小さかった頃はよく祭に引っ張っていって「お祭りオヤジ」などと呼ばれていた。

 混雑が嫌いだと祭に付き合ってくれない相方が「お祭りジジイ」と馬鹿にしようとお祭り男はめげないのだ。

 さて、祭でも眺めながら一句ひねってくるか・・・。

 「留守番をする神もいて神無月」

 
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楽しそうな運動会

2017-10-08 10:00:24 | 日常あれこれ
 句の大会の準備を手伝って欲しいと頼まれて出かけた。

 いつも車を駐める江津湖のほとりの公園駐車場は駐車スペースを探すのに苦労した。

 音楽が聞こえるし、テントも張ってあるし、若い人も多いしできっと若い人向けのイベントが行われているのだろう。

 などと考えながらテントから皆が注目している視線の先を折ってみると、なんと運動会だった。

 
 どこか近くの幼稚園の運動会らしく、テンポの速い音楽に乗って園児達が集団の演技をしていた。

 
 なにやら丸いシートを引っ張ったり、一斉に端を持ち上げるとフワリとシートが空中で膨らんで、楽しげである。

 幼稚園とか小学校とかだと、よその児の運動会でも楽しく見られる。

 可愛いというのと、なにやら一所懸命というのと、自分の子の小さかった頃が頭に浮かんで来たりするからだろう。

 
 周りは大勢の人で埋めつくされ、それこそ文字通りの老若男女の勢揃いである。

 そして一部の本格的お年寄りを除き、例外なく望遠レンズ付きカメラにスマホにVTRを手にしての応援である。

 それにしても、あの懐かしい運動会に流される音楽や、独特の先生の進行の言い回しが少し変わっているのに気がついた。

 先生の口調はわりと普通で、取って付けたような運動会用の口調ではなく、音楽はテンポの速い現代風な曲。

 子供達もお手々開いてのお遊戯的な演技ではなくて活発に音楽に乗って踊っている。

 アンタの運動会のイメージは古い、もう何年も前からこんな調子だ、遅れてる~と云われそうだが・・・。

 そうなのだ、私たちの時代は運動会には「〇〇行進曲」だの「剣の舞」だの、サーカスには哀愁のこもった「天然の美」の曲だのが定番だったのだ。

 それにしても運動会という催しは、イメージを変えつつも連綿と続いているというのは面白い。

 参加したり応援したりで楽むことは出来ないが、通りがかりの私には「楽しそうな運動会」に見えた。

 
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去年の種で芽が出た

2017-10-07 09:11:55 | 家庭菜園
 菜園に撒いた種がここ数日の適度な雨で、ひょっとしたら芽を出しているかも・・・。

 などと淡い期待をもって出かけてみると、な~んと2~3種の野菜が芽を出していた。

 葉大根とレタスである。

 水菜はあまりに小さすぎて写すのに堪えない。

 
 (葉大根)
 
 (レタス)

 水菜も含めていずれも去年に撒くべき種だったのだが、買ったことすら忘れて一年遅れになってしまった。

 その年に撒いた場合の発芽率は80%とか70%などと袋に記されているが、一年遅れだと相当に発芽率が落ちるか、もしくは芽が出なかったりもするから、あまり多大な期待はしていなかったのでちょっと得した気分。

 種は10月1日に蒔いたので芽の伸び方からすると4~5日で芽が出たことになる。

 状況をみて防虫ネットを張る必要もありそうだ。

 ジャガイモはまだ芽が出ていない。

 夏に実を付けた西瓜の種が落ちたらしく芽を出し蔓を伸ばした先に花がついていた。

 これで西瓜でも実ったならビッグニュースだが・・・。

 
 畑のすみのコスモスも満開の時期を迎えた、今年のコスモスは庭のキバナコスモスも含めてとても身長が高い。

 庭のキバナコスモスは長が大きくならないよう、頭をカットして押さえたのに3mちかく背が伸びてしまった。

 今年はコスモスの背が伸びる年なのだろう。

 コスモスの花を見ると小中学校の運動会を思い出す。

 運動会の時期にはいつもコスモスが満開だった。

 春の桜と秋のコスモス、いずれも日本人には馴染みで愛される花だ。

 「朝採りの野菜は土でメイクする」

 
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耳の中まだ鳴いている夏のセミ

2017-10-06 11:29:52 | 日常あれこれ
 猛暑の夏も終わって秋も中秋という時期を迎えているのに、耳の中のセミは鳴き止まない。

 終日シーに近いジ~と集団で鳴いていて、何かに集中していれば気にならないのだが、耳に意識がいくと鳴き始める。

 意識しなけりゃ良いと思うのだが、例えば携帯で話すとき嫌でも耳に持って行くし相手の声に耳を澄ますことは即ち耳を意識することになる。

 耳鼻科に通院して薬を3週間分処方して貰っていたのだが、無くなったので今日も通院した。

 これまで薬を2度替えているが効果は現れない。

 耳鼻咽喉科は子供の患者で混んでいて、まさに小児科の様相を呈している。

 突然大泣きしたり、大声を出したりする子供達の声は頭の中にガ~ンと反響するほど聞こえるのに普通の会話が聞きにくい。

 病院の待合室はさながら子供天国だが、名前を呼ばれた小さな女の子が母親に「泣いてもいい?」と聞いていた。

 「うん、いいよ」と母親は答えていたが、手を繋いで待機室に歩きながら「泣かない方がいいかなあ・・」と付け加えていた。

 こんな微笑ましい会話も世の中にはあるのだと久々愉快な気持ちになった。

 3種類目の薬を試してみますという医師の言葉に、ハイ分かりましたと元気に答えてしまった。

 
 パア~っと劇的に改善しなくてもいいから、雑音が半減するくらいになってくれないかなと思う。

 
 今頃はスッキリした秋晴れの季節なのに、晴天は長く続かずドンヨリした日が続く。

 せめて耳の中のセミが「鳴いてもいい?」と聞いてくれたら、「泣かない方がいいかなあ・・」と取り敢えず答えておいて、鳴く時期と場所をわきまえるならいいぞと妥協してもいい。

 「耳の中まだ鳴いている夏のセミ」

 
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急に忙しくなった隣家の工事

2017-10-05 09:42:18 | 日常あれこれ
 隣家の工事がいよいよ最終段階に入った。

 解体から始まった一連の工事は既に1年に亘っていて普通の住宅の工事にしてはやたら長かった。

 のんびりした途中の工事とはうって変わってここ1週間ほどは突貫工事の様相を呈している。

 
 駐車場もコンクリとが固まらないと他の工事に影響するので最後にするらしい。

 その前に境界ブロックと建屋の隙間にエコキュートを設置することになった。

 素人の私たちは、我が家の器材を頭に描きながら、この程度の隙間にどうして設置できるのだろうと頭を捻った。

 多分奥行きや幅の小さい新型が出来たのだろうということで納得していた。

 ところが器材の施工に当たって、寸法が問題になったらしく境界ブロックを削り始めた。

 やっと設置が完了したのは昨日だった。

 
 家本体の方に少し凹みを持たせてあるのは機材設置を予測しての事なのだが、建屋自体があまりにブロックに接近しているので肝心の凹みも足りなかったと云うわけだ。

 しかも表に開く構造のガラスの部分は塞がれて使用できないようになってしまっている。

 まだまだ何かが起こりそうな予感が漂う工事ではある。

 
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中秋の名月

2017-10-04 20:21:02 | 日常あれこれ
 今日は旧暦8月15日で中秋の名月である。

 朝の天気予報では曇りで月は見えないかも等と言っていたのであまり当てにはしていなかった。

 それに今夜はお通夜があって、いずれにしても月は無理だなと思っていた。

 ところが、お通夜が終わって表の通りに出てみると、なんと東の空に月が煌々と輝いていた。

 

 今日はNHKのお天気ねえさんも「十五夜」と言ったし、旧暦の暦でも十五夜となっているが満月ではないようだ。

 月齢は13.9で明日は14.9だから、明日の方が限りなく満月に近い。

 十五夜=満月と考えがちだが暦の上の十五夜に当たる日が満月とは限らないということらしい。

 

 十五夜も中秋となれば別格で、ススキの穂などを添えるとまた一興だ。

 「月見る月はこの月の月」と言われるが、あと何度見ることになるかについては定かではない。

 せいぜい今夜の月をじっくり見ておくことにしょう。

 「未来とは末路と同じ意味だとか」

 
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句集あれこれ

2017-10-03 11:00:17 | 日常あれこれ
 近頃「川柳句集」を頂く事が多くなった。

 講演会や歌手のキャンペーンで、歌や講演の後出口でCDや本を買わされるよりはいいが・・。

 句集は同人誌のおなじ仲間が、句会や大会などの席でほぼ無料で謹呈される。

 

 中にはハードカバーの上質な装丁で、書店に並ぶモノを頂くこともある。

 若い人も時々いるが、概ね70歳を超えるような年配者がほとんどである。

 句集は行間が広く文字も大きめなので眼鏡無しで読めるし、一句一句に作者の心根が込められているのが分かる。

 私も新聞などに投稿し、時々掲載されることもあるが友人・知人から電話やメールで感想を貰うこともある。

 その際、作品の内容の真否について、或いはその心境についてのコメントがかなり多い。

 句は願望であったり、批判であったり、怒りや悲しみであったりもするわけで、フィクションと言いつつ自分の心根を込めてもみたりする。

 そう考えてみると、結構心境を吐露しているわけで、自分史の変形として一冊にまとめてみるのも良いかなという気になる。

 句集なら子供達もパラパラくらいには開いてくれるかも知れない。

 必ず開けというエンディングノートの別冊に、希望者のみ開けという句集を添付してみようか等と企んでいる昨今である。

 「包丁を切れないように研いでいる」

 
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「カモン!ロッソ」でかなりご機嫌

2017-10-02 09:19:27 | スポーツ
 くまモンも愛嬌があって面白いが、蒲島知事もけっこう面白い。

 J2ロアッソ熊本VS愛媛FCとの試合の応援に駆け付けて挨拶をひとこと。

 「私が応援に来た試合で、負けたことは少ししかない」と言って、会場を沸かせた。

 
 確かに知事就任以来何度かスタジアムに脚を運び、その都度ロアッソは勝っていた。

 県庁の職員間にロアッソ応援グループを立ち上げたりしている。

 昨年か一昨年か、記憶がハッキリしないが、「私が応援に来たときは必ず勝っている」と挨拶した。

 その試合で負け、その後も確か一度くらい負けたことがあって、とうとう今回の挨拶に変更した。

 降格圏からの脱出を計るべく、試合開始まえのサポーター席の前でのセレモニーも気合いが入る。

 
 試合は立ち上がりから、ロアッソがペースをつくり前半に2点を入れ、後半に1点返されたものの2:1で勝利した。

 
 
 久々の先制ゴールを決めた嶋田選手も、自分で納得のいくゴールだったようだ。

 この試合のスターティングメンバーには、3名も益城町出身が入っていてこれも珍しい。

 GKの畑実選手、MFの上村周平選手、FWの嶋田慎太郎選手であるが、それぞれのポジションでとても目だった働きをしていて、嬉しい限りである。

 
 最後はお約束のサポーター席前での、勝利のダンス「カモン!ロッソ」で締めくくる。

 シーズンもいよいよ残り7試合、ホーム戦も3試合を残すのみとなった。

 個人的には、他の用件との競合でホーム戦の応援も最終戦のみになりそうな感じなので少し焦っている。

 気分良く最終戦が迎えられるようロアッソには頑張って欲しいものだ。

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