いよいよ、リオオリンピックが開幕しました。日本勢では、水泳の萩野公介選手が金メダル獲得。400m個人メドレーというところに意味がある。金5個分、いや10個分の価値があるといっても過言ではないでしょう。この種目を制した者こそ「水の王者」と言えるからです。
イチロー選手が米通算3000本安打を達成しました。長い歴史を誇る大リーグでも30人目の大記録。三塁打で決めたのも彼らしい。イチロー選手、おめでとう。
さて今日のタイトルで、何故あえて「真のファン」としたかといえば、イチローには常にファッションで「イチローファン」と名乗る人が多いからなんです。「彼のプレーはぜんぜん分からないし、顔と名前が一致する程度だけど、イチローと言っとけば間違いないでしょ」的な。
その結果が「好きなスポーツ選手なんちゃらかんちゃら1位」。果ては「理想の上司」。かつてイチローは「もし野球選手でなければ、いま何をしていますか?」の問いに「わからないなあ。ただサラリーマンにはなっていないだろうね」。彼は組織になじむタイプの人間ではない。それすらも理解していない人が多いのが現実です。
ドラフト4位でプロ入り。当時の触れ込みは「篠塚の打撃技術に福本の足を持つ男」。1,2年目は当時の土井監督とそりが合わず、ブレイクしたのは仰木監督が就任した3年目。なんと210安打を放った。当時はまだ130試合の時代だから、その凄さがより鮮明になる。
その数字の原動力となったのは、卓越したバットコントロールと内野安打。特に内野安打に関しては、憧れていた前田智徳から「そんなに必死に走るな」との言葉を浴びせられた。勿論、内野安打への評価はさまざまだが、イチローの心が前田から離れたのは確かだろう。
マスコミには強い不満を持っていた。「振り子打法」と名づけられた事に対しても「違うんですよね」。振り子というと常に一定のリズムという印象がある。しかし、彼のバッターボックスでの世界観では、ストレート待ちで変化球が来て、タイミングを合わせようとすれば、「振り子」では打てないし、インパクトの瞬間も一瞬、止まる感覚があるのだろう。そうした意味ではマスコミもファッション的なのだ。
メジャーへ渡り、首位打者を獲得し、シーズン最多安打記録を打ちたてもした。イチローは「40本塁打、打てる自信があります。ただし打率2割2分、3分でいいなら」と語ったことがあった。つまり、常に打球を右方向に集め、ボールの下半分にバットを入れればという話だろう。実際、彼のパワーなら打てたと思う。しかし、それではレギュラーとして使ってもらえる保証はないが。
ああ、久しぶりに野球を語りました。イチロー選手、大偉業、本当におめでとう。ならびに真のイチローファンの方々、おめでとうございます。
イチロー選手が米通算3000本安打を達成しました。長い歴史を誇る大リーグでも30人目の大記録。三塁打で決めたのも彼らしい。イチロー選手、おめでとう。
さて今日のタイトルで、何故あえて「真のファン」としたかといえば、イチローには常にファッションで「イチローファン」と名乗る人が多いからなんです。「彼のプレーはぜんぜん分からないし、顔と名前が一致する程度だけど、イチローと言っとけば間違いないでしょ」的な。
その結果が「好きなスポーツ選手なんちゃらかんちゃら1位」。果ては「理想の上司」。かつてイチローは「もし野球選手でなければ、いま何をしていますか?」の問いに「わからないなあ。ただサラリーマンにはなっていないだろうね」。彼は組織になじむタイプの人間ではない。それすらも理解していない人が多いのが現実です。
ドラフト4位でプロ入り。当時の触れ込みは「篠塚の打撃技術に福本の足を持つ男」。1,2年目は当時の土井監督とそりが合わず、ブレイクしたのは仰木監督が就任した3年目。なんと210安打を放った。当時はまだ130試合の時代だから、その凄さがより鮮明になる。
その数字の原動力となったのは、卓越したバットコントロールと内野安打。特に内野安打に関しては、憧れていた前田智徳から「そんなに必死に走るな」との言葉を浴びせられた。勿論、内野安打への評価はさまざまだが、イチローの心が前田から離れたのは確かだろう。
マスコミには強い不満を持っていた。「振り子打法」と名づけられた事に対しても「違うんですよね」。振り子というと常に一定のリズムという印象がある。しかし、彼のバッターボックスでの世界観では、ストレート待ちで変化球が来て、タイミングを合わせようとすれば、「振り子」では打てないし、インパクトの瞬間も一瞬、止まる感覚があるのだろう。そうした意味ではマスコミもファッション的なのだ。
メジャーへ渡り、首位打者を獲得し、シーズン最多安打記録を打ちたてもした。イチローは「40本塁打、打てる自信があります。ただし打率2割2分、3分でいいなら」と語ったことがあった。つまり、常に打球を右方向に集め、ボールの下半分にバットを入れればという話だろう。実際、彼のパワーなら打てたと思う。しかし、それではレギュラーとして使ってもらえる保証はないが。
ああ、久しぶりに野球を語りました。イチロー選手、大偉業、本当におめでとう。ならびに真のイチローファンの方々、おめでとうございます。