ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

三軒家万智

2016-08-03 23:16:30 | Weblog
真田太平記、全12巻読み終えました。読書人でもない自分にとっては長かった。しかし、さすが池波先生。三流読者の自分にさえ、あの長編を読破させてしまう筆力、素晴らしいです。歴史好きでまだ読んでいない方がおられたら、おすすめです。それにしても真田信之(幸村の兄)は長生きですね。93歳ですよ、あの時代に。

さて、北川景子主演の「家売るオンナ」。面白い。北川さん演じる三軒家万智という強烈なキャラクターは彼女のはまり役といえるでしょう。

美人で、仕事もできすぎるぐらいにできる。しかし、あまりにも凛としすぎて近寄り難い。これは北川さんのイメージと被るところがあります。だから彼女も演じやすいし、楽しいのではないでしょうか。それが見ている側にも伝染してくる感じですね。

北川さんに注目したのは「筆談ホステス」というドラマからでした。確か母親は田中好子さんだった。当時は「美人だけど演技が下手」的な風評が耳に入り、自分も詳しくないから「そうなのか」と思っていましたが、筆談ホステスの演技を見て、上手下手はともかく、懸命に、ひたむきに演じている事は伝わってきました。こういう人は大体、伸びてきますね。

ドラマ放映中の8月の誕生日で年齢的な節目を迎える北川さん。そのタイミングで記念碑的な作品に出会えたのではないでしょうか。

彼女と同じ8月22日生まれの女優といえば菅野美穂。いよいよ秋から完全復帰となりそうです。朝ドラでは主人公の母親役。そしてTBS系金曜10時の「砂の塔」で4年ぶりの主演。また彼女の演技が見られるのは嬉しいです。
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