選挙期間中の名前の連呼のように
止まない雨はないとか
明けない夜はないとか
陳腐な言葉たちがなみなみと注がれる
ジャンクフードの満腹感でベルトを緩めたら
止まないプリンや明けないケーキが次々と運ばれてくる
これらを食べ尽くす別腹などもはやどこにもない
地獄に落ちてから30年が過ぎた
あの時、僕はまだ高校生だったのか
何だか笑えて泣けてくる
最近、よく死者に話し掛けるようになった
たまに声を返してくれるけれど
向こうでの生活は一切語らない
冷たい小雨降る中
札束も、針を刻まぬ時計も
世間知らずの海にあっけなく飲み込まれてゆく
何だか笑えて泣けてくる
止まない雨はないとか
明けない夜はないとか
陳腐な言葉たちがなみなみと注がれる
ジャンクフードの満腹感でベルトを緩めたら
止まないプリンや明けないケーキが次々と運ばれてくる
これらを食べ尽くす別腹などもはやどこにもない
地獄に落ちてから30年が過ぎた
あの時、僕はまだ高校生だったのか
何だか笑えて泣けてくる
最近、よく死者に話し掛けるようになった
たまに声を返してくれるけれど
向こうでの生活は一切語らない
冷たい小雨降る中
札束も、針を刻まぬ時計も
世間知らずの海にあっけなく飲み込まれてゆく
何だか笑えて泣けてくる