人は人になる前
つまり生まれる前に神様と取引している
ただ記憶に残らないだけ
美人になりたい
天才になりたい
善人になりたい
そのためなら命を削っても構わないと
スポーツ選手になりたい
小説家になりたい
学者になりたい
人よりエネルギーを持って生まれたい
大志を抱き、ひたむきに生きたい
そのためなら命を削っても構わないと
神様はシビアで
それらの約束を正確に記憶している
若くして命を落とす人を見聞きするのは、気持ちの良いものではない
はっきり言って出会いたくはない
しかしながら、早死した人を不幸と決めつけることは出来ない
それは本人の心が決めることだから