えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

駆け抜けて

2015-10-04 | F20
駆け抜ける言うのはどれ程のものか、ってのを試しに行って参りました。

この週末、往復360キロほどの行程を駆け抜けた。
一般道、高速道をコンフォート、スポーツモードとタップリと試してきました。

高速に入り、スポーツモードで走り続ければ、それはいつでも思うが儘の加速を楽しめるのは変わらない。
やはり8速と細かく切ってあるのが大きいと感じざるを得ない。
6速であったなら絶対にキックダウンしない程度の踏み方でも1速落ちる。
それが8枚のうちの1速であるからして、そのショックやフィールが大げさでないのがいい。(極めてナチュラル)
そして絶対的に感じるのは肌理の細かいエンジンフィールである。
今や6発だけがシルキーであると思っている方は時代遅れだと申しましょう。
そこらの4発に乗ってから乗ってみんさい。
それでこのフィールに色気を感じないのであれば、それはバイエルンの本質を知らないか、語る程の感受性を持ち合わせていないのでしょう。

本当に大人になった1シリと言われているらしいが、確かにE90あたりと較べても遜色がないどころかこちらのほうがいなし方は上手であるかとも。
Cセグとは思えない程のしっとり感を持ち合わせる。
以前の私の様に、クィック&レスポンスばかりを追求すればど真ん中であろう筈がない。
しかし、その落としどころを探れば、コンパクトハッチとして辿り着くモデルの一台でもありましょう。

Rとのコーナリングフィールと限界は?とかを較べれば、それは較べるまでもない事実があります。
しかし、峠道の登坂車線を使いながら2車線をいっぱいに使ってコーナーリングを楽しんだ。
真剣に踏んだわけではないのですが、タイアが鳴るのです。
これは嬉しい、限界値の高過ぎるRの様な車両で鳴かせるのは危険を伴います。
しかし、FR車をアクセルを使って曲がるという事を意識しながら245のリアを鳴かせるのは楽しいの一言にすぎましょう。

一般道では、ペースメーカーにならない車の追い抜きをかけるに、スポーツモードに切り替えて一踏みすれば別世界。
レスポンスの付きはたまらないし、軽やかなエグゾースト音と激しい過給音が走れと尻を叩きます。
N43B20Aと同じ170馬力でありますが、これほど洗練され、使いやすく、パワフルに。
125の導入が決まればなどと言っていた自分の青さを思い知る今日この頃です。

DSGには歯切れの良さなどありましたが、トルコンも8速ともなるとトロクサくはありません。
その走行フィール、ドアはおろかハッチの開閉音までもに1クラス上の質感を感じ取るのです。
ただ後席は、大人の男の乗る空間としては足りないのかもしれません。
ドライバーズシートは、Rと違い大きさも十分あって頼もしいの一言です。
コメント
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