いまこそＶＷへ

そりゃ乗ってみたい車は多々ありますが、お金も払わずにスムーズに楽しめる車となると、試乗とはいえ人それぞれの領分というものがあるでしょう。
当然に私がポルシェのショウルームへ行って、カイエンに良い雰囲気で乗る事は難しい。
必ずしも経済力が無ければ行ってならないわけではないが、そこまでの情熱もないので無理なのです。

このところ、ちょっと乗りたい車（乗れる車）が、自分の中で少ない気がします。
クラウン・アスリートのダウンサイジングターボには乗ろうと思いますが、他はＣＲ－Ｚくらいしか思い当たらず。

そんな事を考えていたのですが、この偽装問題に揺れる今、あえてＶＷに行こうじゃありませんか。（きっと優しくしてくれるはず）
そこで考えたのは「ＧＴＥ」です。
現時点でゴルフにあまり興味はないのですが、その性格はアクティブハイブリッドの様であるらしいですから。（すごく良かったりして）
近いうちに、行ってみましょう。

さてさて、話は変わって先日久しぶりにトラックを運転したのです。
アトラスの1.5ｔスーパーローのガソリン２Ｌの５ＭＴを空荷で走りました。
何を連想したと思いますか、、これを言ったら怒られてしまいそうですが、「ロードスター」です。
フザけるなですよね、、確かにこのところ５ＭＴに乗る機会は多くありません。
それにしても、イージードライブ感が似ていると感じたのです。
新型ロードスターの試乗をした時に、何だか簡単すぎてしっくりとこないと書きましたが、正にその感覚なのです。

もちろん伸びなどは違うにしても、１速あたりの守備範囲の広さとフラットトルクがそう感じるのかもしれません。
毎日乗る様な商用車は、乗りやすいに越したことは無い筈です。
しかし、オープンにしてまで乗りたい車両で、あそこまで簡単なトランスミッションでは退屈に感じてしまった。
もう少し忙しなくともパワーバンドを使ってやるぞという程度忙しいシフトワークが趣味車には欲しい気がします。
でも、そういう時代なのだろうなと。
パサートが大きくなったにもかかわらず運転しやすくなり、性能的な個性が萎んだのとある意味同じなのかもしれません。

それにしても、ジャケットを着てアトラスに乗るって体験は新鮮でした。