「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

glad

2016年07月21日 |   誤・迷答!
毎年、夏休みに入ると
どんどん生徒たちの学力が低下していくのが目に見えてわかって
ガッカリするのですが、今年はもうすでに始まっています。

中1英語の宿題より。↓↓↓

日本語を英語に直しなさい。

おしい!最後の1文字の向きが逆でしたネ。


なんで最後にnを足したのかな?


オイ!意味変わってるぞ!! それ「」だから!!

なんだか今から憂鬱だなぁ。

蓮の花

2016年07月20日 | 今日の出来事 
今日は三ヶ月に一度の眼科検診(コンタクトレンズ購入)に行ってきました。
しかも、今日は年に1度の視野検査(ハンフリー)もやってきました。
これ、もう3回目か4回目だけど、全然慣れないわ…。
緊張で目がチカチカしてきて、測定結果がどうなっているのか…
と考えるだけでさらに緊張して目がチカチカするという悪循環。
それでも、検査結果は「異常(進行)なし」だったのでホッとしました。

慣れないといえば、眼圧測定も全く慣れません。
空気が飛んできた瞬間に必ず頭が動く。
反射神経が良すぎる(単なるビビリ)のも考え物だなあ。

今日の検査+診察は1時間程度と割とスムーズに終わったので
帰りに白山公園に寄ってきました。
蓮が見頃なんだろうなあ、と思っていたらドンピシャ。
こちらの蓮は葉も花も大きくて立派なので見応えがあります。
まだまだ蕾がたくさんあったので、しばらくは楽しめそう。

なぜ泣くの~

2016年07月19日 | 今日のお仕事 
今月アタマから始めていた三者面談が、やっと明日で終了します。

今日明日は、授業終了後に数組…なのですが
点数的にも授業態度的にも手強い生徒だったりして意外とやっかい。

今日なんて、面談スタートと同時に生徒が泣き出して
ものすごく気を遣いました。
今までも面談で悔し泣きをする生徒を何人か見てきたけど
今日の生徒は何故泣いているのか、理解不能だったなあ。
面談の最初から最後まで、言葉を発さず
ただポロポロと涙をこぼし、時折はなをかみ
その場にいたお母さんも、我々の話にうなずくだけで、いっさいコメント無し…。

とりあえず、言いたいこと伝えるべきことは言わせてもらったけど
だいぶ言葉を選んで柔らかい口調だったし
なにより、ずっと泣いていた人にちゃんと伝わったのかどうか、自信ないわ。

海の日

2016年07月18日 | 今日のお仕事 
今日は祝日だけど、いつも通りお仕事。

前半は中3クラスで二者面談をしました。
2回目の模擬テストデータ、いつもは手渡して終わりなんだけど
今回はあまりにも1回目とのギャップがあって
「夏期講習会前に、ひとこと言わずにはいられない」という
ボスの強い意向により実施。

後半は通常授業。
3連休最終日の夜とあって、生徒たちはみんな疲れた顔をしていました。

夏休みまであとわずか。
すでに勉強そっちのけで遊び呆けている生徒がいるのが心配です。

八色すいか と 枝豆

2016年07月17日 | 今日の1品 
今日は地元の友達と久しぶりに3人でランチ。
ご飯を食べながらかなり長いことおしゃべりをし、そのあと買い物へ。
目的の1つは、そろそろ旬の「八色すいか」

あぐりぱーく八色をはじめ、そこここにある直売所を訪れ
ちょうどいい大きさ・値段のすいかをゲット。
それが上の写真です。

訪れたお店それぞれで、大玉・小玉の両方の試食をしたので
購入したとき(←3軒目)には既にお腹いっぱい。
どれも甘くてハズレなし!だと思いました。

今年の夏は暑くなるというし、たくさん食べることになりそうだなあ。

そして、すいかの他にゲットしたのが枝豆
茹でて今夜の食卓に…↓↓↓

やわらかくてほんのり甘くて美味しかった。

すいかといい、枝豆といい、これぞ新潟の夏って感じ。

他にも友達といろいろなお店をまわりながら、たわいもない話に花が咲き
楽しくてリラックスできた1日でした。

無理は禁物

2016年07月16日 | 今日のお仕事 
湿度が高いからか、気温の変化が激しいからか
体調を崩す生徒が急に増えました。

同じクラス内に「偏頭痛で頭が痛い…。」とうなっている生徒と
「鼻水が止まらない…。」と使用済みティッシュを
机の上に山積みにしている生徒がいたため
「無理しないで、今日はもう帰ったら…?」と提案したら
「ヤです!と思い切り拒否されました。
天の邪鬼なお年頃…。

しばらく授業を続ける中
偏頭痛持ちは机に寝そべって寝ようとするので
「そんなとこで寝ると風邪が移るよ!」と注意し
鼻風邪ひきは咳をしだしたので
「マスクあげようか?周りに移さないようにしなさいよ!」と注意し
再び「無理しないで帰りなさいよ。」と提案したけれど
「ヤ・で・す!とやっぱり拒否。
なんなんでしょうね…。
いつも授業が終わると我先にと帰っていく生徒なのに。

その後も何度か、授業中に辛そうな様子を見るにつけ
「帰ったら?」「嫌です!」の問答を続け、結局2人とも最後までいました。

他のクラスでは、クーラーの風に反応したのか鼻炎に苦しむ生徒もいたなあ。
休み明けに体調不良の波が広がってなければいいんだけど。

相棒はジェリー?

2016年07月15日 |   誤・迷答!
もうすぐ夏休み…ということが関係あるのかないのか
相変わらずユルユルな中学生が多いです。

中3英語の小テストで

次の英文を日本語に直しなさい。
 We call the cat Tama.

と出題したら、
「私たちはそのネコをトムと呼ぶ。」
と解答した生徒が3人もいました。

サザエさんで馴染みがあるだろうし、そこで間違える生徒がいるとは思わなかったわ。
ていうか、最後まできちんと読んで。

想定内の結果

2016年07月14日 |   中3 
先月末に実施した模擬テストのデータが来ました。
春実施の1回目よりも問題が難しかった(前回が簡単すぎた)から
全体的に点数が下がっていました。
「この結果をもとに夏期講習会のクラス分けをします!」と
宣言していたけど、どのラインで分けるか、なかなか悩ましいなあ…。
夏期講習会のモチベーションにつながるから
結果が良すぎるよりは、ちょっと悪いぐらいでちょうどいいんだけどさ。

前回、ある教科で偏差値20ポイント台(!)だった生徒を
特別に個別で指導していたのですが
今回のテストでは偏差値が30ポイント台に上がっていました。
でもこれじゃあ力が付いたのか誤差の範囲なのか判別不能…。
まだまだ他の教科の足を引っ張っている状況に変わりないので
しばらく個別指導を継続決定。

この夏、しっかり成果を出せるか。
生徒たちの課題であり、我々の課題でもあります。

不安定な空模様

2016年07月13日 | 今日のお仕事 
今日は朝から雨が降ったりやんだりで
ちょうど中1クラスの授業を始める頃はやんでいたため
近場の生徒は自転車で来ていたようです。

授業が始まってしばらくしたら少しずつ雨が降り始め
休憩時間になったらバケツをひっくり返したような大降りに。
そんな天気なのに、敷地をちょっとでたところにある自販機で
ジュースを買おうと、傘もなく出ていく生徒が何人もいるのに驚きました。
気温が高いわけでもないし、今日はジュースを飲まなくてもいいんじゃない?
と思ったけど、なんだか楽しそうだったので放っときました。
もちろん2コマ目はびしょ濡れでスタート。

しばらくすると小降りになったようで、雨音が聞こえなくなり
これなら自転車で帰れるねー、と授業中に話していたのですが
授業終了10分前くらいから再び大降りに。

あまりの荒天ぶりに、塾前は生徒を車で迎えに来る保護者であふれていました。
自転車ごと車に入れて帰るご家庭もあれば
「雨ガッパ持ってきたから、オマエはコレ着てチャリ乗ってこい!」と
娘のカバンだけ車に乗せて帰っていったお父様もいらっしゃいました。
自転車は駐輪場に置いていっていいですよ?と言ったんですけどね。
生徒本人も「家、すぐそこだし、後で取りに来るのメンドウだから、大丈夫です!
とは言っていましたが。「すぐそこ」なら、なおさら置いていけばいいのになあ。

そんなこんなで、バタバタしながら生徒たちを帰し
教室の後片付けが終わった頃には小降りになっていました。
さらに、私が帰る頃には完全にやみました。 

もしかしたら、このクラスの中に雨男(or雨女)がいるのかもしれないなあ。

季語と季節

2016年07月12日 |   中3 
中3国語では「俳句」の単元に入りました。
教科書改訂に伴い、こちらの地区では教科書会社も変わったため
私にとっても初めて目にする句がチラホラあります。
そこに描かれている情景を、中学生たちにわかりやすく伝えられるように
私自身それぞれの句の理解を深めておかなければ…と思っているのですが。
中学生と接していると、あまりにも「それ以前」の生徒が多くてガッカリします。

たとえば、「それぞれの句の季語季節を書きなさい」という基本問題。

バスを待ち 大路のを うたがはず(石田波郷)

これが「春」の俳句とわかるのは当然として

菜の花が しあわせさうに 黄色して(細見綾子)

これは季語が「菜の花」だとわかるものの
季節がわからない!と訴えた生徒が多かったのにビックリ。

星空へ 店より林檎 あふれをり(橋本多佳子)

これになると、季語すら不明らしい。「星空」と解答する生徒が数名…。
季語は「林檎」と言ったら、
リンゴなんていつでも食べれるじゃん! ときた。
真夏にリンゴ、食べますか?
リンゴの季節は「」と答える生徒も多かったなあ(正解は「秋」)。
確かにこの辺では、リンゴを食べる頃には既に雪が降ってたりするので
そこは仕方がない気もするけど。


それから、
咳の子の なぞなぞあそび きりもなや(中村汀女)
この俳句の「きりもなや」を簡単な現代語で書きなさい。

という問題で、意味わかんない!! と怒っている生徒が1人…。
よくよく話を聞いてみると、「きりもなや」=「もなや」だと思っていたらしい。
何かのなぞなぞなんでしょ! と言われて
そんな解釈!?と絶句してしまいました。

解答例として「きりがないなあ。」と板書したら
そのまんまじゃん! と怒られました。
だいたい俳句ってそのまんまなんですけどね。
そこからどこまで掘り下げられるかが、面白いところで深いところだと思うんですけどね。
入り口でつまずいてる生徒が多すぎて、深いところまでいける気がしない。