八月九日(金)晴れ。「お白石持ち奉献」行事。
五時半に起床。一番に風呂に入って、すぐに朝食。着替えをして六時四十五分にホテルのロビーに集合。これから愈々「お白石持ち奉献」行事に参加する。
※出発直前、ホテルのロビーにて。「大湊奉献団」の一員として参加。
全員がバスで移動。まず伊勢参官の禊(みそぎ)所であり「夫婦岩」で有名な二見興玉(おきたま)神社に参拝し、横山孝平同志が誓詞を奏上する。
その後、「お白石」を乗せた奉曳車のある集合場所へ移動する。集合場所に着けば、何千人もの老若男女が集まっている。その姿は正に圧巻。これだけの人たちが、炎天下にも関わらずこの神聖な行事に参加するのかと思うと、本当に感動する。出発の「木遣り」がまた鯔背でいい。
ここから「おかげ横丁」などを通って宇治橋まで行くのだが、何しろ今日は行事に参加する各地区の人たち五千人もの人が各曳車に携わっているのだから、その歩みは遅々として進まない。加えて三十五度の暑さ。わずかな距離を移動するのに三時間以上もかかる。宇治橋で奉献する「お白石」を頂き、五十鈴川にて清めてから新御正殿へ向かう。
全ての行事が終わってホテルに戻ったのは夕方の五時過ぎ。バスの移動以外は、猛暑の中で立ちっぱなしで、さすがに疲れた。しかし、二十年に一度のこの行事に参加させて頂き、感謝するとともに、こういった機会を与えて頂いた民族革新会議の犬塚博英議長にも重ねて厚く御礼を申し上げます。