白雲去来

蜷川正大の日々是口実

「お白石持ち奉献」行事。

2013-08-11 11:51:08 | インポート

八月九日(金)晴れ。「お白石持ち奉献」行事。

 五時半に起床。一番に風呂に入って、すぐに朝食。着替えをして六時四十五分にホテルのロビーに集合。これから愈々「お白石持ち奉献」行事に参加する。

Dscf5983※出発直前、ホテルのロビーにて。「大湊奉献団」の一員として参加。

全員がバスで移動。まず伊勢参官の禊(みそぎ)所であり「夫婦岩」で有名な二見興玉(おきたま)神社に参拝し、横山孝平同志が誓詞を奏上する。

Dscf5988※「夫婦岩」。

Dscf5990※隠岐氏、山口会長、蜷川、秋山氏。

その後、「お白石」を乗せた奉曳車のある集合場所へ移動する。集合場所に着けば、何千人もの老若男女が集まっている。その姿は正に圧巻。これだけの人たちが、炎天下にも関わらずこの神聖な行事に参加するのかと思うと、本当に感動する。出発の「木遣り」がまた鯔背でいい。

Dscf6005※出発の木遣り。

Dscf6001※出発直前の特別神領民、横山孝平氏。

ここから「おかげ横丁」などを通って宇治橋まで行くのだが、何しろ今日は行事に参加する各地区の人たち五千人もの人が各曳車に携わっているのだから、その歩みは遅々として進まない。加えて三十五度の暑さ。わずかな距離を移動するのに三時間以上もかかる。宇治橋で奉献する「お白石」を頂き、五十鈴川にて清めてから新御正殿へ向かう。

Dscf6041※これだけの人です。

Dscf6043※「お白石」を運ぶ「曳車」。

Dscf6046※私が奉献させて頂く「お白石」。

全ての行事が終わってホテルに戻ったのは夕方の五時過ぎ。バスの移動以外は、猛暑の中で立ちっぱなしで、さすがに疲れた。しかし、二十年に一度のこの行事に参加させて頂き、感謝するとともに、こういった機会を与えて頂いた民族革新会議の犬塚博英議長にも重ねて厚く御礼を申し上げます。

 


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「お白石持ち奉献」行事に出発。

2013-08-11 09:56:25 | インポート

八月八日(木)晴れ。「お白石持ち奉献」行事に出発。

朝八時前、栃木県在住で、私の古い同志である岡崎一郎氏の門下生である人見仁氏の運転する中型のバスが、一門の大熊雄次氏を乗せて我が家に到着。弊社の松本佳展君も到着。

今日から二泊三日の予定で式年遷宮の「お白石持ち奉献」行事の特別神領民として参加するために野村一門の人たちと共に伊勢行きである。

「お白石持行事」とは、一連の遷宮諸行事のひとつであり、新しい御正殿の敷地に敷き詰める「お白石」を奉献する民俗行事で、宮川より拾い集めた「お白石」を奉曳車・木そりに乗せ、沿道や川を練り進む。神域に入ってからは、一人ひとりが白布に「お白石」を包み、遷宮後は立ち入ることの出来ない新宮の御垣内、真新しい御正殿の近くまで進み、持参した「お白石」を奉献する行事。お白石持行事は、国の「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」として選択され、また伊勢市の「無形民俗文化財」として指定されている。

横浜の我が家から伊勢神宮まで、約七時間。途中、さしたる渋滞もなく午後三時に伊勢神宮に到着。参拝のために駐車場で着替えをしていると皆の携帯から「地震警報」が一斉に鳴り出す。その異常な事態にバスを障害物のない場所に移動する。バスは多少揺れたが、その後、震度七は「誤報」と判明。一同、ホッとする。

新しくできた「神宮式年遷宮」を様々な視点から紹介する「せんぐう館」に移動。ここで、後発組の隠岐康氏や私たちが参加した主催者の「神宮みそぎ会・博友会」(代表・犬塚博英氏)の本隊と合流。新宿を八時に出発して八時間の行程であったそうだ。

「せんぐう館」を見学している時に、読者で某高校でボクシングの指導をし、更に、「お白石行事」のお手伝いをしている伊藤雅人氏が来てご挨拶。メールやFBでやり取りをしているが、お会いするのは初めてである。野村一門の皆さんを紹介し記念撮影。

Dscf5968※「せんぐう館」にて。左から、大熊雄次、伊藤雅人、隠岐康、蜷川、松本佳展、人見仁の諸氏。

その後、神宮の外宮に揃って参拝。三十四度の猛暑の中で背広での参拝はきつかったが、すれ違う人たちから畏敬の念を持って見られていることを感じた。

Dscf5975※外宮にて。

Dscf5970※民族革新会議の皆さん。左から三人目が犬塚博英議長。隣は、山口申会長。

参拝を済ませた後は、宿となる伊勢志摩ロイヤルホテルに移動。どこのホテルも「お白石行事」に参加する人たちで満員とのこと。私たちのホテルも、食事の時間や風呂の時間が重なるためにエレベーターや階段は大渋滞。仕方かないので部屋のシャワーで済ます。

七時から、揃って夕食。地元の方や、現地到着組の方々約六十名の方々との懇親を兼ねての食事は楽しかった。明日が早いために早めに寝た。


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