白雲去来

蜷川正大の日々是口実

天網恢恢疎にして漏らさず。

2017-11-13 18:02:30 | 日記
十一月十日(金)晴れ。

朝食は、お粥。二日酔いでもないのになぜお粥かと言えば、歯の調子が悪く、固いものが食べられないからである。午後一番で歯医者の予約を入れてあるので、夜は普通に食べられそうだ。

今日は、十日か。今は晩秋、冬がゆっくりと近づいてくる。という表現をするが、支払いもゆっくりしてほしいものだ。今年は、秋が短く、冬が駆け足で迫って来ている。何も支払いも歩調を合わなくてもいいのに。耳を覆いたくなる。

今日は、今月、入院手術をする盟友を囲んでの食事会。歯も直ったし、準備万端。お店は自宅に比較的近い所に出来た、こじゃれた料理屋に、久しぶりに仲良し三人が集まった。入院する盟友の紹介なのだが、中々の味。激励するつもりが、反対に励まされ、ご馳走になってしまった。申し訳なし。

そのお店では、私たちは個室に通された。私の席は、ガラス越しにカウンターが見える位置。そこに、妙齢のご夫人が一人で入って来てカウンターに座った。女性が一人で来るようなお店ではない。でも、知らない人のことを詮索する趣味はないので、すぐに我々三人で盛り上がった。この歳になれば、病気自慢に花が咲く。何気なくカウンターに目をやると、件の女性の隣には、いつの間にか男が来ていた。でも関係ない。良くある飲み屋の風景である。

盟友が、支払いのために個室を出て戻ってきた。驚いたように、その女性は、知り合いの方だと言う。会えば気軽に軽口をきく仲だと言うのに、今日に限って、知らぬふりをしているとのこと。もちろん女性のご主人も知り合いだそうだ。でも、一緒の男は、ご主人ではないと。帰りのタクシーの中で、「いやー驚いたけれど、向こうはもっと驚いたに違いない」。

「老子」の言葉に、天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪いことをすると、網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるというものがある。すなわち、天網恢恢疎にして漏らさず。いや女性を責めている訳ではありません。正に他山の石。我々も気をつけようと言うことに落ち着きました。

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一日無駄にした。

2017-11-13 17:30:42 | 日記
十一月九日(木)晴れ。

朝食は、「五島軒」のレトルトのカレーにオムレツを添えた。最近、余りレトルトの食品を食べる機会が少なくなったが、あれば重宝するのは言うまでもない。特にレトルトのカレーは、各社が競い合っていて、自宅で作るものよりも美味しいものもある。今日食べた「五島軒」の「ほぐし肉入りカレー」もそうだ。量も一人前には丁度良いし、美味しかった。暮には、越冬用に、カレーのチャンピョン「フクイのカレー」を注文するつもり。

昨夜、食事中に差し歯が取れてしまった。笑うと歯の無いのが分かって、それこそ話にならない。夜に、同志らとの一献会を予定していたが、そんな訳で、変更した。申しわけなし。

昼から某出版社に打ち合わせに行った。すっかり、決定した話だと思っていたのに、まだ企画の段階だと言う。セールスマンじゃないんだから、もう少し話が煮詰まってから呼んでほしかった。まあ美味しい話には裏があると、疑ってかからなかったこちらのミスか。しかし私も気が長くなったものだ。何だかんだで四時間ほどを無駄にしてしまった。久しぶりに気分の悪い思いをした。

夜は、「鳥鍋」。私は、鍋に余り多くの具を入れるのが好きではない。今日の鍋も、鳥以外には、多めの白滝に鶏肉、油揚げ、豆腐程度だ。後は、大根おろしにポン酢、鍋のスープにニンニクを入れたりと、いろいろ楽しむ。嫌なことがあった時の酒の肴は、何よりも笑いが必要。録画しておいた「寅さん」で気分転換。

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