白雲去来

蜷川正大の日々是口実

酒だけは、避けられん。

2018-02-13 10:14:25 | 日記
二月十日(土)晴れ。

六時に起床。すぐにPCに向かい機関誌の編集。七時半朝食。千葉は千倉産のサバの文化干し、日本一おいしい「舟納豆」、大根の味噌汁。食後も仕事。昼は、インスタントの味噌ラーメン。また仕事。夜は、ポークソテーにマッシュルームのスライス沢山載せ、カツオのタタキ、厚揚げ焼き。お供は黒霧島。

やっと『燃えよ祖国』の一校が上がる。自画自賛しても始まらないが、今月号も中々良いものとなっている。来週中には発送できる。原稿を寄せて頂いた皆さんに感謝する次第です。最新号を前に乾杯。

雪が降れば、雪見の酒。天気が良ければ、月下独酌。雨が降れば、雨中諦念の酒。友来れば、口角飛泡の酒。狭斜の巷に出れば、杯盤狼藉。と粋がっても、寄る年波には勝てん。杜甫の詩に「惜しむ可(べ)し」というものがある。

花の飛ぶこと底(なん)の急か有る(花はなぜかくも慌ただしく散るのだろう)
老い去りては春の遅きことを願う(老いの身には春はゆっくり過ぎて欲しい)
惜しむ可し歓娯の地(残念だ、歓楽の場所にいられる身となったのに)
都(すべ)て少壮の時に非ず(それを享受できるほど若くはない)
心を寛(ゆる)くするのは応(まさ)に是れ酒なるべく(ならば心をくつろがせるには酒)
※後略。(「漢詩酔談」)

ああ酒だけは、避けられん。

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