白雲去来

蜷川正大の日々是口実

「酒とバラの日々」を思い出す今日この頃。

2020-09-29 18:00:01 | 日記
9月16日(水)曇り。

私の住んでいるところは、菅 義偉さんの選挙区である。といっても私とは縁もゆかりもなく、チラッともお会いしたこともない。選挙になれば小選挙区制なので、ほかに大した候補もいないので、とりあえず菅さんに入れて来た。その菅さんが、本日、第99代の内閣総理大臣となった。岸田さんにもう少し存在感があったなら菅さんはなかったかもしれない。宿敵?石破さんに岸田さんでは勝てないと分かったので、菅さんに白羽の矢が立った。内外とも問題山積だが、日本丸を良い方向に進めてもらいたいものだ。

その昔、アルコールに溺れて行く夫婦の悲劇を描いた映画に『酒とバラの日々』と言うものがあった。私も部類の酒好きなので、その映画は反面教師として、思い出すことが多い。まあ私の場合は『酒とバカの日々』であるから始末が悪い。家にいるときは、なるべく酒量を減らそうと思ってはいるのだが、分かっちゃいるけど、やめられない。

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釣れますか などと文王 そばに寄り。

2020-09-29 17:36:26 | 日記
9月15日(火)晴れ。

昨日、ちよっと飲み過ぎたので、朝起きられずにいた。朝食は抜いて昼食は、サンマの干物、アオキの餃子、レトルトのカルビスープ。夜は、和歌山和牛のスキヤキ、ワカメとキュウリの酢の物。久しぶりに休肝日とした。

弊社札幌の梶浦直樹君が、連日、鮭釣りに悪戦苦闘しているらしい。鮭釣りはしたことがないが、一時、黒鯛釣りに凝っていた時期があった。どんなに眠くとも、釣りと言うと不思議に早起きが出来た。週のうちに四日は行っていたと思う。元来が凝り性なので、竿やリールも、値段を知ったら家族に石を投げられそうな物を揃えた。釣行しなくなったのは、釣り場がなくなったことにもよるが、朝早く起きて出かけるという体力がなくなったことが大きい。高価な釣り道具は物置に眠ったままだ。

その昔、殷の紂王の悪政と暴虐が、いよいよ募ってきたころ、周の西伯は徳を磨き、賢者として天下の人心を集めつつあった。西伯が渭水(いすい)のほとりに差しかかったところ、一人の白髪の老人が悠然と釣り糸を垂れているのに出逢った。澄んだ目、和(なご)やかな風貌、落ちついた物腰、見るからに賢者である。西伯が、進んで言葉を交わしてみると、案に違(たが)わぬ高徳有識の士と判った。西伯は言う。「私は、父の太公から、将来、必ず賢人が周にやって来る。その人のお蔭で周は興(おこ)るであろうと聞いていた。あなたこそ太公が久しく望んでいた人に違いない。」大いに喜んで自分の車に同乗させて帰った。

川柳に、「釣れますか などと文王 そばに寄り」。この故事から、釣り人を太公望と言うようになったとか。

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