白雲去来

蜷川正大の日々是口実

酒乱の人は英才だった。

2022-10-07 15:43:38 | 日記

10月6日(木)雨。

寒い。天気予報で木、金と急激に温度が下がると言っていたので、4日の晴天を利用して、掛け布団を干した。毛布だけではこの急な寒さには耐えられない。つい先日までクーラーを使っていたのがウソのようだ。仕事に行く家族を見送ってから、10時近くまで布団の中にいた。昼食に近い朝食は、うどんを茹でて、カレーうどん、インスタントのシジミの味噌汁。夜は、寒いので「おでん」にした。用事があって群青の会の大熊雄次さんに電話をしたら、偶然に彼もおでんで一杯やっていると話していた。

大東塾の『不二』と一緒に送って頂いている『道の友』の第850号は、福永武、三澤浩一両氏が、先日亡くなられた藤本隆之氏について追悼の原稿を書いている。藤本氏とはいつ頃にどこで会ったのか記憶にはないが、一水会に在籍していた頃であることは間違いない。付き合いは長かったが、彼の真面目な部分は知ってはいたが、それ以上に酒での逸話が真面目な部分を初期化してしまい、改めて福永、三澤両氏の追悼文を読んで、シラフの時の藤本氏の存在がよみがえってきた。あれだけ才能があって、その才能を自ら放棄した人を、彼以外に知らない。

藤本氏が平成22年7月18日に不二歌道会の千葉県支部で講演したのが「村上一郎『草莽論』を手掛かりに」を精読して、一瞬だが藤本氏から酒の匂いが消えた。私も持っている『磁場』(国文社)の臨時増刊「村上一郎追悼特集号」(昭和50年5月発行)について「村上一郎の年譜と著作目録が掲載されています。年譜は誤植が見受けられるものの、良くまとまっています」。彼が、もう少し酒を控えていたら、教えを受けたかった。福永、三澤両氏のおかげで、藤本氏の思い出から酒の匂いが8割消えた。もう彼のことを書いた「猫の恩返し」を封印しようかと思っている。※写真はシラフの時の英才、藤本隆之氏。


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一週間ぶりに事務所へ。

2022-10-07 12:53:59 | 日記

10月5日(水)雨。

朝食は、筋子、納豆にシジミの味噌汁(インスタント)。昼は抜いた。夜は、鶏手羽の蒸し物、サンマのかば焼き、ナスのレンチン焼き、キャベツとカニカマのマヨネーズ和え。お供は、久しぶりに「三岳」。酔狂亭にて独酌。

一週間ぶりに事務所に行った。郵便受けには、かなりの郵便物が溜まっていた。「敬天新聞」、「維新政党・新風」の機関紙、「月刊日本」、「しんぶん国民」、「世界戦略情報・みち」、不二歌道会(大東塾)の「不二」、愛知の栗野成人さんの「牛喘通信」、山本峯章先生の連載が掲載されている「ベルダ」、「レコンキスタ」、國防挺身會発行の「芳論新報」、福井県の畠奈津子さん発行の「郷守人(きもんど)」、統一教会をめぐる問題で今一番注目されている雑誌「宗教問題」、「5・15事件90周年ー第50回大夢祭記念シンポジュウム」が掲載されている「維新と興亜」の「別冊」。作家の蓮坊公爾さんからは「三島由紀夫研究会50年全冊子」と「バンザイクリフ・サネヨシ」というDVDをご恵送頂いた。そして獄中から、知人、見知らぬ人からの手紙が3通。

機関紙・誌を発行する苦労を身に染みて知っているだけに、心から感謝する次第です。


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