白雲去来

蜷川正大の日々是口実

権力闘争か。

2022-10-27 10:33:46 | 日記

10月22日(土)晴れ。

私以外は日々労働に勤しんでいる家族と一緒にのんびりと起きた。朝食は、チャーハンと白菜ときくらげのあんかけ炒め。久しぶりに松原商店街に行き、肴の仕入れ。野菜、肉、魚何でも安い。魚幸で良さげなマグロを買った。愚妻に「半分出してね」と言ったら、右手を頭の上に、左手はお腹の前にしてシェーだって。いつもは残業で帰りの遅い上の子と一緒に夕食。愚妻も働けるうちは働くと言っているし、二人の子供も大学を出て今は社会人。私は、まるで鵜飼の鵜匠のようだ。平身低頭、感謝しています。

終わってしまったが中国の共産党大会の壇上で、何の理由かは分からないが、胡錦涛前総書記がつまみ出される(私にはそう映った)場面は、何か空恐ろしいものを感じた。日本の政治家の権力闘争と言うものは、我々が余り目にすることはないが、見えない分、陰険に感じるが、中国共産党の権力争いは、何も今回の胡錦涛に限らず、過去の「4人組」の失脚のように、ある意味で分かりやすい。私なんか、過去も今も「権力」などには無縁で生きてきたから、地を這うような生き方しかできない。

閑話休題、札幌の梶浦直樹さんのブログに度々「鮭釣り」のことが書かれているが、私も10年前ぐらいまでは、釣りに凝っていた。狙うのはクロダイ一本。なぜやめたかと言えば、横浜近郊に釣り場が少なくなったから。道具一式は納戸にしまったままだ。当時は、釣りというと朝早く起きて出かける私に、たまに嫌味も言われたが、エトガー・ワトソン・ハウと言う人の言葉にこういうものがある。「釣りをしている夫の姿を見たことのない妻は、自分がどれほど辛抱強い男と結婚したか気がつかない」。

 


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学徒出陣の日。

2022-10-27 10:00:56 | 日記

10月21日(金)晴れ。

先日直した歯のせいか、または歳のせいかは分からないが、最近食欲があまりない。仕方がないので夜だけは酒でごまかして食べている。朝食は抜いて昼食は、レトルトのカレー、目玉焼き載せ、お揚げの味噌汁。夜は、牛肉の好きな部位の「ミスジ」が安かったので、スライスしたニンニクを沢山作って軽く上げたものと一緒に食した。他は、きくらげと卵炒め、キュウリのナムル。きくらげは炒める時に音を出してハネるから油断ならない。お供は「純芋」のソーダー割り。酔狂亭にて独酌。

今年も知り合いの女性二人と古い付き合いの男性二人が亡くなられた。生者必滅、会者定離とは分かっていてもむなしさが募る。その亡くなられた四人のうち三人の方は私よりも10歳以上も年下で、もう一人の方は同じ歳。若い頃は、亡くなられた人の分まで頑張って生きよう。などと思ったが、古希を過ぎると、「その人の分」までとても生きようという気力もなければ、時間もない。

今日は、学徒出陣の日。昭和十八年の今日、小雨のそぼ降る神宮において、祖国の危急を救わんとして戦場に赴く出陣学徒の壮行会が行なわれた。その映像はユーチューブなどで見ることが出来るが、何度見ても、感動して涙が溢れる。あの映像に写っている人たちの中の、どれほどの人たちが戦場に散って行ったのか・・・。今日の日本の平和と繁栄は、その人達のご加護であることは、いまさら言うまでもない。その人たちに恥じない国にしなければ。

 


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