10月22日(土)晴れ。
私以外は日々労働に勤しんでいる家族と一緒にのんびりと起きた。朝食は、チャーハンと白菜ときくらげのあんかけ炒め。久しぶりに松原商店街に行き、肴の仕入れ。野菜、肉、魚何でも安い。魚幸で良さげなマグロを買った。愚妻に「半分出してね」と言ったら、右手を頭の上に、左手はお腹の前にしてシェーだって。いつもは残業で帰りの遅い上の子と一緒に夕食。愚妻も働けるうちは働くと言っているし、二人の子供も大学を出て今は社会人。私は、まるで鵜飼の鵜匠のようだ。平身低頭、感謝しています。
終わってしまったが中国の共産党大会の壇上で、何の理由かは分からないが、胡錦涛前総書記がつまみ出される(私にはそう映った)場面は、何か空恐ろしいものを感じた。日本の政治家の権力闘争と言うものは、我々が余り目にすることはないが、見えない分、陰険に感じるが、中国共産党の権力争いは、何も今回の胡錦涛に限らず、過去の「4人組」の失脚のように、ある意味で分かりやすい。私なんか、過去も今も「権力」などには無縁で生きてきたから、地を這うような生き方しかできない。
閑話休題、札幌の梶浦直樹さんのブログに度々「鮭釣り」のことが書かれているが、私も10年前ぐらいまでは、釣りに凝っていた。狙うのはクロダイ一本。なぜやめたかと言えば、横浜近郊に釣り場が少なくなったから。道具一式は納戸にしまったままだ。当時は、釣りというと朝早く起きて出かける私に、たまに嫌味も言われたが、エトガー・ワトソン・ハウと言う人の言葉にこういうものがある。「釣りをしている夫の姿を見たことのない妻は、自分がどれほど辛抱強い男と結婚したか気がつかない」。