白雲去来

蜷川正大の日々是口実

酔うてテーブルに伏すも、君笑うことなかれ。

2023-02-08 18:46:06 | 日記

2月4日(土)晴れ。

朝食は、昨日の鍋のスープにラーメンを入れた。もう一品は、キムチチャーハン。昼は抜いた。夜は、豆腐のステーキ、ペペロンチーノ、レタスと玉ねぎのサラダ。お供は、すこしだけ「黒霧島」。

午前中に、先日、受診したCTの検査だが、どうしても背中の右側が痛いので、MRIの検査を憔悴してもらおうかと思ったら、医者曰く、「検査の結果(CTの)が何ともないし、大丈夫だよ。整形外科でも行ったら」と嫌な顔をされた。キレそうになったが、まあ我慢した。紹介するぐらい何か問題でもあるのか分からないが、気分が悪かった。

最近は、少し飲むとすぐに眠たくなる。十二時過ぎまで飲んでいると言うことなどほとんどなくなった。まあ歳を考えたなら当たり前か。中国は唐の時代の詩人に張説と言う人がいる。彼は、酒が強く、酔うと、「容(すがた)を動かせば皆是れ舞い。語(ことば)を出だせば総て詩と成る」という「醉中の作」という詩を作っている。酔っぱらってフラフラしても、その姿は舞のようで、能書きを言えば、そのまま詩歌となるのだから、羨ましい。「羊や牛を屠(ほふ)って料理し、しばし歓楽の時を楽しもう。ひとたび飲み始めたら三百杯は飲むべきだ」。と言ったのは李白だが、とても三百杯は飲めそうにもない。酔うてテーブルに伏すも、君笑うことなかれ。


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事務所の近くに、大野林火の句碑。

2023-02-08 18:17:32 | 日記

2月3日(金)曇り。

朝、少々体調が悪く布団から出られなかった。家族が出かけた後にノソノソと起きて、昼めしに近い朝食。最近お気に入りの丸大食品の「チョップハム」。これは子供の頃に食べた「プレスハム」に似ていて、食べると懐かしさがこみ上げてくる。付け合わせは、昔ながらのナポリタン、目玉焼き、大根の味噌汁。夜は、豚肉と白菜の鍋。味はモランボンの「もやしタンメンスープ」、レタスの「海苔の佃煮の和え物。お供は、350ミリの「ドライビール」を2本のみでやめた。ほぼ休肝日である。

二十一世紀書院のあるマンションのすぐ近くにあるのが、増徳院という古刹。そのお寺の境内にあるのが、明治時代に横浜は日ノ出町で生まれた俳人の大野林火。横浜の情景を詠み、昭和三十九に横浜文化賞、昭和四十八年に神奈川文化賞を受賞した人である。林火の菩提寺でもある増徳院に句碑がある。「彼岸鐘草木聞けり鳥聞けり」。 横浜港を一望する「港の見える丘公園」には、「白き巨船 きたれり春も 遠からず」の句碑があるが、個人的にはこちらの句の方が好きだ。 

もう5年ほど前のことだが、古書店で、その大野林火の短冊を見つけた。どうしようかと迷ったが、居酒屋で一杯飲んだと思えば・・・。と思って購入した。「嘶き(いななき)ては からだひからせ 東風の馬」。と言うものだが、横浜と関係があるのかどうかは分からない。


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