白雲去来

蜷川正大の日々是口実

名将の条件。

2023-02-17 15:20:21 | 日記

2月16日(木)晴れ。

朝食は、サバの文化干し、白菜とキャベツのおしんこ、新玉ねぎの味噌汁。昼は、ハムトースト。夜は、イベリコ豚とレタスのしゃぶしゃぶ、おでん。お供は「黒霧島」。酔狂亭にて独酌。

司馬遼太郎と半藤一利の両氏の著作は人気があるが、右翼・民族派からは評価が低い。特に、私の好きな『週刊新潮』のコラム「変幻自在」を連載している高山正之氏は、いわゆる先の大戦における「半藤史観」には否定的である。司馬遼太郎も自らの軍隊体験からか「司馬史観」は、リベラル臭を感じて民族派からは人気がない。しかし、私は、両氏の本が好きである。「ああこういう考え方もあるのか」と知識のたたき台として参考にしている。

その半藤一利の『昭和の名将と愚将』という本の中に、「名将」の条件に付いて5つの要素を挙げている。

第一に、決断を自分で下すことができた人。
第二に、任務の目的を部下に明確に伝えられる人。
第三に、情報を自らの目や耳で掴む人。
第四に、過去の成功体験にとらわれない人。
第五に、常に焦点の場所に身を置いた人
そして最後に、部下に最大限の任務の遂行を求められる人。

これは何も軍人だけではなく、政治家や経営者にも当て嵌まることではないだろうか。読書とは、人を読むことである。とは誰の言葉であったか失念したが、そう心がけている。※私が所蔵している辻政信の書。ベストセラー『潜行三千里』の著者としても知られているが、かつて「作戦の神様」と言われたが、辻の評価は功罪相反するものがある。書の意味は、「断じて行えば鬼神も之を避ける」。断固とした態度で行えば、鬼神でさえその勢いに気 (け) おされて避けて行く。決心して断行すれば、どんな困難なことも必ず成功することのたとえ。《「史記」李斯伝より》


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札幌より同志が来訪。

2023-02-17 12:53:54 | 日記

2月15日(水)晴れ。

札幌から、雪田顕正氏が来訪。二時に中華街で待ち合わせて、盟友のO氏らと合流して食事。雪田氏の到着が少し遅れたので、馴染みの店に行くが、以前、長引くコロナ禍で従業員を大幅にリストラしたとのことで、メニューも大幅に少なくしたと聞いていた。仲良しだった女性の責任者も台湾へ帰ってしまった。お店は忙しいのだが、人手が足りず、サービスも料理も、えっと思うほど昔の味とは程遠くなった。二時に入店したが、店員曰く「2時30分にラストオーダーです」。最初に言えよ。まあ考えてみれば、長い付き合いの店だが、行かないことのきっかけとなって良かったと、ポジテブに考えることにした。申し訳ないが、料理は、「食べ放題」の店以下のような気がした。

仕方がないので、「北京飯店」に移動。このお店の「小籠包」は、中華街で一番好きだ。水餃子にナマコの炒め物、青菜炒め。美味しかった。これからはこのお店にしようと思った次第。いや、今日の話は、中華街のなどの事ではない。先月の18日から連絡が取れない、二十一世紀書院の札幌の責任者でもあり、社友会の最古参の梶浦直樹君の消息である。札幌の同志、友人が八方手を尽くしても、依然と連絡が取れないままだ。「もしや」とは思いたくない。何があったのかは、想像する以外にないが、早く元気な顔を見たいものだ。梶浦君の無事を祈るばかりである。※写真は、念願の鮭を釣って得意満面な梶浦君。

 


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