白雲去来

蜷川正大の日々是口実

今年最後の新年会に出席。

2010-02-01 11:38:04 | インポート

一月三十一日(日)晴れ

 ようやく一月が終わった。一年で一月が一番長いような気がする。珍しく、家族が何もない休日なのだが、生憎、今日は、午後三時から、国民協議会の新年会が行なわれ、出かけなければならない。会場となる、茨城県結城郡までは、電車では不便なので、長谷川光良氏に送って貰う事とした。昨年は、電車で行ったが、駅を降りてからもタクシーで随分と料金がかかったことを憶えている。

 十一時に、我が家に迎えに来てもらい、コーヒーを飲んでから出かけた。日曜日とあってか、道路はガラガラ、予定よりも、早く着いてしまいそうなので、途中のSAで時間調整をした。偶然にも、日本民族連合の並木晃議長と大日本報皇会の高山正夫会長とお会いした。良い天気なので、皆でSAの中のスタバのオープンテラスでお茶をした。

 二時半に、会場に着。同志の人たちで一杯である。三時に開演。様々な来賓の諸先生のご挨拶の中で、印象に残ったのが敬天新聞の白倉社主のご挨拶。例の小沢一郎に関して、「我々民族派が手をこまねいていては、民族派の存亡に関わる。陛下に対して不敬を働いた小沢に、天誅を与えねばならない」(大意)との力強い挨拶には、会場を埋めた五百余名の同志から大きな拍手が起こった。

 五時に閉会。長谷川氏に送って頂き、自宅に着いたのは七時半。家族と共に夕食をとった。出掛けに「牛筋」を煮込んでおいたので、大根、にんじん、ジャガイモを入れて、味付けした。残念ながら、まだ食べるのには早かったので、急いでマーボーナスと豚肉のしょうが焼きを作って、食べさせた。

 食後は、録画しておいた大好きな「大阪国際女子マラソン」を見た。ハイペースで良いレースになると思ったが、残念ながら赤羽が途中で脱落。雨でコンディションも悪く、後半は、しまりのない展開となったのが残念だった。おかしかったのが、レースに出た選手よりも解説のゲストが豪華だったこと。高橋尚子、有森裕子、増田明美、千葉真佐子などのかつて日本を代表した選手たち。

 久し振りにダイハツにいた小鴨由水が走っていた。彼女は、初マラソンで、当時、オリンピック候補だった同じダイハツの浅利純子のペースメーカーとして参加したが、松野明美などの有力選手を破って当時の世界最高記録を出して優勝した。大阪マラソンにおける、初の日本人の優勝者でもあった。

 オリンピックの代表にも選ばれたが、その後は、あまり活躍をしなかった。

 現在は、結婚して二児の母だそうだ。暇があったら、過去に録画してある、マラソンのビデオをのんびり見たいと思っている。

Img281 ※最新の機関誌です。ご希望の方は見本誌をお送り致します。宜しくお願い致します。

Img282


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酒の肴は漢詩に限る。

2010-02-01 00:17:45 | インポート

一月三十日(土)晴れ。

 良い天気である。朝食後は、子供達にハッパをかけて、トイレ掃除と、洗面台の掃除をさせた。特に、トイレの掃除は、「心の修行」と常に言ってある。点検して、私が納得しなければ、何度でもやり直しをさせる

 一時に、社友の松本佳展君来訪。今日は、彼に手伝って貰い、機関誌の作製を行なう。昨日、十二時過ぎまでかかって印刷と、丁合を終えた。後は、中綴じと中折に、余白切りの作業を行なう。つい最近まで、頁を重ねる「丁合」作業も手で行なっていた。それこそ、その作業だけでも三時間から四時間近くかかっていた。

 意を決して、丁合機を購入した。ローンもまだ終わっていないが、今まで、三、四時間かかっていたものが、十分程度で終わってしまう。これだけでも随分と楽になった。松本君に手伝って貰い、残りの作業が終わったのは三時過ぎ。私の機関誌「燃えよ祖国」の第一七四号が完成した。新しい機関誌が出来るのは嬉しいことだ。大袈裟に言えば、わが子を世に送り出すような感じがする。

 昨日、事務所を片付けていて、書棚を見ると、過去に読んだのに、全く内容を忘れているものが随分とあるのに気がついた。私は、本を読み終えると、最後の頁に、その本を読み終えた年月日を書くことにしている。また、気が向けば、その本を読んだ日の出来事を、日記風に書くこともある。それは、本を読了した時の感慨を忘れないためでもある。

 出かけるときに、すぐに読めるように文庫本を幾冊か自宅や車の中に置いてあるが、大体、中国の古典か漢詩の本である。その他は、軽いエッセイみたいなものが、電車や人と待ち合わせの喫茶店などで読むのに丁度良い。

 その持ち歩きの本がきれたので、書店に行くのも億劫なので事務所から、一度読んだものでも良いと思って、持ってきた。

 宮城谷昌光の「中国古典の言行録」、松浦友久編の「李白詩選」、深田裕介の「地球地味な旅」の三冊である。「李白詩選」は、同じものを三冊買った。いつも持ち歩いていたので、ボロボロになってしまい、そのつど買い求めたものだ。野村先生の門下生として、申し訳ないが、俳句や短歌などよりも、漢詩が好きだ。

 特に漢詩は、中国の歴史がその背景にあり、中国の歴史を学ぶと、漢詩の面白さも倍になる。何か、嫌なことがあった時など、漢詩の本を読むと不思議に心が落ち着く。かと言って、注釈抜きで漢詩が読めるほどの頭もない。若い人が歌を覚えるのと同じような感覚である。

 最近は少なくなったが、それでも電車の中で本を読んでいるのは、圧倒的に日本人が多い。アジア、ヨーロッパを旅して思うことは、電車の中で読書をしている人が、ほとんどいないことだ。

 慌てて、家を出て、電車に乗ったときに、読む本を忘れた時の、あのやるせなさ。面倒な時は、駅に置いてある無料の旅行会社のパンフレットを、適当に持って行き、暇を潰す。

 まあ、つまらない話は、この辺にして、機関誌の完成記念で、夕食時に、久し振りに「黒霧島」を、ダラダラと飲んだ。自分へのご褒美として「黒霧島」は、余りにも安い。

 


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