白雲去来

蜷川正大の日々是口実

良い本を二冊買った。

2010-02-17 22:09:05 | インポート

二月十七日(水)曇り。

 目が覚めた時は、家にいるのは私だけだった。時計を見ると、九時。慌てて起きて、朝食をとり、机に向かった。手書きで頂いた原稿をPCに打ち込んでいるうちに、上の子供が早々と学校から帰って来た。そう言えば今日から試験だと言っていたことを思い出した。「お腹がすいた」コールに答えて、天ぷらうどんを作った。

 夕方、下の子供を歯医者に連れて行ったが、一旦治療が終了して買い物をしていたら、矯正器具が外れてしまい、再び歯医者へ。待っているの時間が長いので、ランドマークタワーに有隣堂と入れ替わって入ったKUMAZAWAという書店へ行き、「週刊新潮」に連載されている「明治めちゃくちゃ物語」の作者、野口武彦氏の「井伊直弼の首」と「天誅と新撰組」(新潮選書)の二冊を購入した。

 歯医者で待っている間に、「井伊直弼の首」を半分以上読んでしまった。しかし、こうして読書に没頭できる時間は貴重だ。歯医者の終わった子供と買い物をして帰宅。すでに八時近かった。夕食は、簡単なものにして、早めに寝た。今日は休肝日とした。


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暖房を使うのが、今でも後ろめたい。

2010-02-17 13:12:37 | インポート

二月十六日(火)曇りのち小雨。

 六時半に起床。朝食は、土鍋にうどんと油揚を入れて、皆で食べた。小鉢で別々に食べるよりも、こうして鍋にすると、豪華に感じるし、何といってもコミュニケーションがとれていい。

 弁当は、カツ煮、クリームコロッケ、卵焼き。まるでピクニックに行くようだ。もっと質素にしようかと思うが、ほとんど残り物を活用しているから、贅沢とは言えない。

 暖房の効いた部屋で、暖かい食事をとって、ひねればお湯が出る洗面台で顔を洗う。随分と贅沢な話だが、こんなことは当たり前となって、誰も贅沢とは感じないだろう。歳のせいもあるかもしれないが、今でも、エアコンのスイッチを入れる度に、何か後ろめたい気持ちになる。私が、子供の頃は、ブリキの湯たんぽに母がお湯を入れてくれて、朝は、そのお湯で顔を洗ったものだ。考えてみれば、昔はエコな生活をしていた。

 そんなことを考えつつ、冷蔵庫のような事務所にて仕事。重ね着して、膝には毛布をかけて原稿を書いていたが、眠くならずに助かった。連載をさせて頂いている「実話時報」の三月号が届いていた。今月で八回となる。三時に自宅に来客があるので、早々に事務所を出た。

 夜は、恒例の「蜷川会」を、自宅近くの「清水苑」にて行なう。先日亡くなった、ここのオヤジの追悼会のようだが、まあ湿っぽいのもなんだから、いつもと変わらずに飲み食いした。元ジャガーズの沖津さんも飛び入り参加。九時過ぎに終了したが、友人二名を誘って、我が家にて二次会。十一時近くに解散。

Img573 ※「実話時報」の三月号です。扉の写真は、シチリア島のアグリジェントにて。

 


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サンコンさんの息子は、ヨンコンだって。

2010-02-17 11:25:18 | インポート

二月十五日(月)曇りのち雨。

 毎日寒い日が続いている。まあ冬だから、と言ってしまえば、それまでだが。私の日常とは関係ない話を一つ。いつも送って頂いている「週刊朝日」の中に、「親子対談」のコーナーがあり、そこに登場していたのが、良く私がギャグに使わせて頂いているオスマン・サンコンさん。彼は、ギニアの秀才で、国費でソルボンヌ大学に留学した。その後、日本での大使館設立の為に親善大使として来日した。

 その時のエピソードをサンコンさんが話しているのをテレビで見たことがある。それはギニアにいる頃は、日本と言えば、サムライの国と言うぐらいの知識しかなく、今でも本当にチョンマゲ姿のサムライがいると思っていたらしい。

 しかし成田空港に着いても、ホテルに行く道すがらも、一人もサムライと出会うことがなかった。サンコンさんは、ここは大都会の東京だからサムライがいないのではと、勝手に判断した。何気なく、ホテルの部屋でテレビをつけた所、何と、そこに映っていたのが「水戸黄門」。やっぱりサムライはいた、と大喜びしたそうだ。

 「親子対談」で、驚いた、いや笑ってしまったのは内容よりも、レゲエの歌手として活躍している息子の名前。何と、サンコンさんの息子の名前が、「ヨンコン」と言うのだ。思わず笑ってしまった。最初は、バンドをやっているというので、芸名かと思ったが、どうやら本名らしい。彼に弟がいるかどうかは知らないが、もしいたとしたら、。サンコン、ヨンコン、に続いて「ゴーコン」だったらいいなと思った次第。

 五時過ぎに友人が来訪するので、久し振りに松原商店街に買い物に出た。おなじみの「魚孝」でマグロとカマを買い、肉屋で餃子とシュウマイ、そして八百屋で、白菜とキュウリのおしんこを買った。気前良く「甕雫」を開けて、十時近くまで飲んだ。

 友人のブログは、皆、政治的な話に終止し、世に警鐘を乱打しているにも関わらず、私の場合は、ほとんど酒の話でスミマセン。でも国を憂い、世を嘆いて、悲憤慷慨の酒を飲んでいますので、勘弁してください。


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