二月十七日(水)曇り。
目が覚めた時は、家にいるのは私だけだった。時計を見ると、九時。慌てて起きて、朝食をとり、机に向かった。手書きで頂いた原稿をPCに打ち込んでいるうちに、上の子供が早々と学校から帰って来た。そう言えば今日から試験だと言っていたことを思い出した。「お腹がすいた」コールに答えて、天ぷらうどんを作った。
夕方、下の子供を歯医者に連れて行ったが、一旦治療が終了して買い物をしていたら、矯正器具が外れてしまい、再び歯医者へ。待っているの時間が長いので、ランドマークタワーに有隣堂と入れ替わって入ったKUMAZAWAという書店へ行き、「週刊新潮」に連載されている「明治めちゃくちゃ物語」の作者、野口武彦氏の「井伊直弼の首」と「天誅と新撰組」(新潮選書)の二冊を購入した。
歯医者で待っている間に、「井伊直弼の首」を半分以上読んでしまった。しかし、こうして読書に没頭できる時間は貴重だ。歯医者の終わった子供と買い物をして帰宅。すでに八時近かった。夕食は、簡単なものにして、早めに寝た。今日は休肝日とした。