白雲去来

蜷川正大の日々是口実

民主党がだめだからって、自民党で良いわけではない。

2010-11-14 10:27:45 | インポート

十一月九日(火)晴れ。

 いわゆる「尖閣ビデオ流出」問題が、連日マスコミを賑わしている。名乗り出た、海保の乗組員を逮捕するよりも、なぜ、この程度のビデオを国民の目から隠したのか、さらに、国民の知る権利を無視した、民主党政権こそ糾弾されるべきではないか。

 

 國學院大學の大原康男教授の話ではないが、民主党の政権が一日延命することは、亡国への道が一日早まる。正にその通りである。

 

 しかし、今日の政治の混乱と混迷を招いた元凶が自民党にあることは、否定できまい。尖閣の問題でも、自民党政権時代も現在の民主党とまったく同じスタンスであった。対中、対北朝鮮に対する外交も自民党も民主党も変わりがない。偽のパスポートで入国した金正男を拉致被害者へのカードともせずに釈放してしまったのは、自民党で、外務大臣は確か田中馬鹿子であった。尖閣諸島への上陸を認めなかったのも自民党も一緒である。

 

 自民党の政治家の中でも、靖国神社に参拝しない連中が山ほどいる。民主党よりも左よりの加藤紘一や河野洋平などが良い例だ。もはや真の保守を自認する政治家との連携、政界再編以外に国民の期待にこたえる道はないと私は思っている。

 

 夜は、まじめに家にいて、読書に専念した。当然休肝日である。来月、怒涛の忘年会に備えての体調管理であることは言うまでもない。


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