十一月十二日(金)曇り。
朝から嫌なことがあった。それは、先月の前半に、郵便局で行なっている「オリジナル切手サービス」で、尖閣諸島の切手を頼んだ。二、三週間で出来るということで、カードで支払いの段取りを済ませて、後は切手の届くのを楽しみにしていた。
しかし今朝、切手サービスの工場の責任者という人から連絡があり、「上と相談した結果、時節柄不許可となりました」という話。以前、竹島の切手を作ろうとした人も不許可となったことがあることが報道されたことがある。
私が、北方領土の切手はどうなのか、と聞けば、やはりダメとのこと。百歩譲って、竹島や北方領土は、事実上実効支配をされているが、尖閣諸島には、日本の灯台もあり、取り敢えずは、日本も毅然とした態度で臨んでいる。その島の切手を作ろうとしたら不許可であるとは何とも納得の行かない話しではないか。
コジキ根性の小役人の、こういった自己保身の判断によって、とどのつまりは、自らが国家主権を侵していることになることに気がつかない。このようなコジキ役人の優柔不断こそ、中国にナメられる原因であることは言うまでもない。工場の責任者ではなく、日本郵便のしかるべき担当者からの連絡が欲しい、と言った所、「必ず連絡します」との返事だったが、現在(17日)も連絡が無い。小役人ですらこんな姿勢なのだから、国家が馬鹿にされるのが分かるような気がする。
午前中は、自宅の用事を済ませてから、仕事。午後から歯医者なのだが、いつも通っている所ではなく、別の場所にある歯医者に行った。いつも行くのがみなとみらいにあるため、エイペックの警備で何かと面倒なので、場所を変えてもらった次第。終了後に、歯医者の近くにある揚げ物屋で、もやし揚げ、さつま揚げなどを買った。私は、こういった練り製品が好物である。
夜は、中学、高校の同級生であり、親友のY氏の還暦祝いがあり、愚妻と共に出席。関内にあるホテルの個室に、中の良い人たちが三十人ほどが集まってのお祝。出席された人たちが皆、普段から仲良くしている人たちばかりなので、和気藹々の中で非常に盛り上がった。最後に、主役のY氏が、出席された一人ひとりとの関わり合いを話されたが、これがとても感動的なエピソードばかりで、感激して目頭が熱くなった。文字通りの竹馬の友のお祝いを楽しんだ。
終了後は、サリーの店へ。ここでも盛り上がったが、愚妻と一緒なので、早目に自宅に戻った。